結婚式で友人スピーチの代読をしなくちゃいけなくなったらどうしますか?
とっても焦りますよね?
「どうせなら当日は司会者がやってくれりゃいいじゃん、そのほうがうまくいくはずだよ」って思います。
でも、いろんな大人の事情ってものもあるんです。
今回は、結婚式を欠席する友人の代読をしなくちゃいけなくなった時の対処方法について書いています。
あなたが出席できなくて代読のスピーチ原稿を書く場合と、友人の代りに代読する2つのパターンがあります。
ぜひ最後まで読んでうまく乗り切ってほしいものです。
ココがポイント
友人の結婚式スピーチで代読用の原稿の書くコツ
友人の結婚式の前に風邪を引いたり扁桃腺がはれたりして。急に声が出なくて式に出席できない時があったりします。
新郎新婦にそのことを言ったら、彼らも急には友人スピーチの代役は立てられないので焦ってしまいます。
そんな時、スピーチ原稿を書いて第三者に代読してもらうことがしばしばあります。
では、代読原稿を書く時はどのようにしていったらいいでしょうか?
自分がその場にいるつもりで書く
もちろんスピーチ原稿を書く時には、実際にあなたが話しているように書きましょう。
例文として以下のような出だしで書けばいいと思います。
〇〇さん、□□さんご結婚おめでとうございます。
ご両家の皆様、本日はおめでとうございます。
さて私○○は、この場に立ち会ってお二人のご結婚をお祝いしたいのですが、
どうしても○○の理由で出席できません。
なので今の祝福の気持ちを手紙に書かせていただきました・・・・
欠席とはいえ、それに続く原稿は、新郎新婦に語りかける臨場感を大切にしましょう。
代読用原稿を書く時の注意点
さて一番気にしなくてはいけないのは、あなたが書いた原稿(手紙)はいったい誰が代読するかです。
もうこれは、二者択一しかありません。
①友人か②司会者のどちらかです。
どちらがあなたの代りに代読するかは、原稿を書く前に必ず新郎新婦に確認しましょう。
スピーチの原稿は基本「ですます調」で書きますが、いかにも会話しているように「~だったよね」などタメ口を用いて表現することがあります。
しかし、「素人」である友人がこれを読むと、確実に棒読みになることが明白です。
プロの司会者であれば、感情をこめて読むことは可能ですが、友人が代読する時は「ですます調」を貫いたほうが無難です。
再三言いますが、必ずだれが代読するか新郎新婦に確認しましょう。
プランナーを紹介してもらおう
もし可能であれば、その式場のプランナーさんを新郎新婦から紹介してもらいましょう。
あなたが出席できず、代読スピーチ原稿を書かねばならなくなった背景をプランナーに相談すれば、親身に話を聞いてくれます。
もしかしたら原稿のアドバイスももらえるかもしれません。
また、司会者が代読してくれる場合は、しっかりと橋渡しをしてくれるでしょう。
あなたが欠席せざるを得ない背景もちゃんと参加者に伝えてくれますし、新郎新婦への配慮も信頼できます。
結婚式スピーチの代読を乗り切る4つのポイント
自分事だと気持ちを切り替える
よくあるケースは、Aさんの結婚式で友人Bさんがスピーチをすることになっていたのに、Bさんが妊娠してしまって出席できず、代わりにCさんがBさんのスピーチを代読をすることになるパターンです。
(ちなみにBさんとCさんは友人関係です)
冷静に考えれば、Aさんはやむをえず出席できないBさんのスピーチをあきらめ、あらたにCさんにスピーチ依頼をしたらいいだけのことのように思えますが、なんとも女性ならではの複雑さがありますよね。
ただでさえ大人数の披露宴でのスピーチ自体緊張するのに、他人のスピーチを代読するとなると、また違った意味での緊張感が生まれます。
ですから、代役とはいえ新郎新婦を祝福するために、まずは「自分事」と気持ちを切り替えて代読スピーチすることが大切です。
司会者をうまく味方につけよう
そのためにも、あなたが代読していることを参列者にうまく伝えねばなりません。
スピーチの冒頭で「〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。今日はどうしても参加できない△△さんからの祝福メッセージを代わりに読ませていただきます」としっかり言って参列者にわかってもらうようにしましょう。
その上で、自己紹介してから代読を始めるとスムーズになります。
さらに話しやすくする方法は、事前に司会者を味方につけておくことです。
友人スピーチをするタイミングは、たいがい宴も中盤にさしかかる「お色直し後」になります。
プロの司会者であれば、新郎新婦が再入場する前にあなたのところに来て、
「もうじき出番ですから準備をお願いしますね」って教えてくれます。
その時には司会者にこう言いましょう。
「今日は出席できない△△さんの代読スピーチをしなきゃいけないので、私のことうまく紹介してくださいね」です!
これで完璧です。
司会者の人は、適切な言葉であなたのことを参加者にうまく紹介してくれるでしょう。
これでぐんと話しやすくなります。
スピーチが終わった時は新郎新婦に手紙を手渡してあげよう
代読スピーチする時には、たいてい「手紙」として預かっているはずです。
スピーチが終わったら、そのまま新郎新婦の座っているところまで行ってその手紙を手渡すといいでしょう。
しっかりとやり切ったら、新郎新婦もあなたに依頼して良かったときっと喜んでくれるはずです。
どうしても緊張する場合は、プランナーが味方になる
代読するのにわざわざ大勢の前に出てスピーチするなんてちょっとムリ!なんて人もいるでしょう。
そんな時には、事前に出席する結婚式場に相談してみましょう。
結婚式にはウエディングプランナーといって、結婚式の準備から終わりまで新郎新婦の要望を聞いてくれる担当者がいます。
プランナーさんは、参加者が安心して楽しむために日々いろんなことを考えています。
ですから、緊張してもうまく代読スピーチができる方法を新郎新婦を通じてプランナーに相談してみるのも一案です。
最近では自分の席に座ったままスピーチをするやり方を提案してくれるプランナーもいるそうです。
少しでもハードルを下げて話すことができれば、代読もうまくいきます。
まとめ
今回はスピーチで代読をしなくてはいけない時の対処方法について書いてきました。
大切なのは、代理だからといって手を抜いてはいけないし、逆に「自分事」としてとらえることが大切です。
しっかり任務を全うした時は、その安堵感ももちろんですが、引き受けたことで他人から感謝されます。
引き受けたのであれば、ぜひうまく乗り切ってくださいね。
あなたの株も上がりますよ。
結婚式場には優秀な「プランナー」さんが結婚式をプロデュースしています。
もしあなたが結婚式に出席できなくても、彼らに相談することで代読スピーチをうまく乗り切る秘訣を伝授してくれるでしょう。
やっぱりプロはプロです!