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スピーチのテクニック

スピーチで緊張してしまう原因は、なんと国語の音読にあった!

2020年12月6日

緊張してあがってしまう原因として、「遺伝」は関係がないと言われています。

ですから親のせいにすることはできません。

あくまで性格的なものなので病気ではなく、性格にいうとあがり症ではなく「あがり」というのが正確でしょう。

なんせそれは性分だからです。

ではわれわれは何歳くらいから人前であがりを意識するようになったのでしょうか。

スピーチで緊張してしまうきっかけは、国語の授業での音読であったと答える人が多いのです。

ココがポイント

この記事では、緊張するようになった原因ではなく、これからの目的に向けてどうすべきかを書いています。

スピーチは国語の音読のようにするから失敗する

音読は難易度の高いナレーション

緊張であがってしまう人の多くは、小・中学校の国語授業の「音読」する際に緊張を意識するようになった、と回想しています。人によっては教科書音読の順番がどんどん自分に回ってくると、お腹が痛くなって気持ちが悪くなるぐらい苦痛になってしまいます。

ピンポイントで音読が主な原因なのは、いったいなぜなのでしょうか。

昭和生まれ世代までは、学校で口語文・文語文を習っています。

口語文と文語文は、それぞれ「話し言葉」「書き言葉」ともいいます。われわれ日本人は、小学校の授業で作文をする時に書き言葉を習います。

その書き言葉で話すことが、そもそも至難の業なのです

かけ離れた日本語を声に出して読むわけですから、小学生には高いハードルです。すなわち小さいころから超高難易度のナレーションをやれと言われているようなものです。

しかも先生が児童に順番に音読をさせていくことが、教育にプラスになるのかどうかはちょっと理解がしがたい。社会に出てから人前で文章を朗読する機会なんてほとんどありませんから。

これは私個人の意見になりますが、小学校のうちから音読ではなく、「読書の習慣」をつけさせることが一番の教育ではないかと思っています。

好きな本に出会い読書が好きになることが大人になってからもとても役立ちます。

今のビジネスパーソンに不足しているのは「読解力」「文章力」です。

この力はスピーチ上達にも大きく影響してきます。

これって昭和時代の学校教育、ひいては教育委員会の指導教程ミスですわっ!

まあ、全員を画一的にはめる「義務教育」だからこそ仕方のないことなのかもしれません。

しかし、過去に戻って音読のない授業をもう一度やり直すことは不可能なので、今からでもできる音読の方法をお伝えします。

それは子供に読み聞かせをする「絵本」を声に出して読むことです。

絵本は「書き言葉」ではなく「話し言葉」で書かれているからです。これは大人になった今でも、あがり症対策に有効な手段です。

そのことがあがり症に効くことはくわしく別の記事で書いていますので、以下を参照くださいね。

↓あわせて読みたい↓

https://speech-kokuhuku.net/picture-book/

普段の会話をそのままスピーチにするとうまくいく

たとえば会社で同僚との会話を例に出してみましょう。

「今日ね、昼に王将で餃定(ギョーテー)食ったけど、やっぱテッパン!安定のうまさだわ~」ってふつうに会話するところ、それを作文にすると↓

「今日、私は昼食に餃子の王将へ行って餃子定食を食べました。餃子定食はいつ食べても安定しておいしいので、王将のメニューで何を注文したらいいか迷ったら餃子定食を注文したら間違いありません」となってしまいます。

どう考えてもこれを音読するのは無理があるのです。もちろん棒読みになってしまい感情表現ができません。

原稿を読むテレビ局のアナウンサーはどうしているのか

そう考えると、書き言葉でナレーションをするプロのアナウンサーってすごいと思います。事前用意されて練習した原稿ならまだしも、突然、臨時ニュースが手渡されたりします。

それを字を読み間違わず、しかもかまずに正確に伝える。

涼しい顔して淡々とニュースを読んでますが、プロのアナウンサーでさえ、入社当時は極度の緊張の連続でパニックになってしまう人が大勢いるそうです。

実際にあがり症に悩んでいるアナウンサーも多いのだとか。

彼らはトレーニングと実戦を積み重ねたからこそプロでいられるのです。

私たち一般企業で働くビジネスマンのスピーチは、プロのアナウンサーのような「秒刻みの調整」は不要で、絶対間違ってはいけないといったプレッシャーはありません。しかも公共の電波で他の人が視聴するわけでもありません。

口癖や噛んでしまうのも個性ですし、多少間違っても他人からとがめられません。大切なことは、自分らしく伝えること。それが緊張しない第一歩です。

ですから「書き言葉」を話さないためにも「スピーチ原稿に頼りすぎない」ことがポイントになってくるのです。どうしてもスピーチ原稿を書かないと難しい人は、「話し言葉」で書くことをおススメします。

まとめ

あがり症の原因は、小中学校時代の授業中の音読が原因になっていることが圧倒的に多いです。しかし今さら過去に戻って、音読のない授業をやり直すことなどできません。

大切なことは緊張するようになった「原因」を探すことではなく、これからあなたがどうしていくべきか「目的」を考えることです。

ビジネスパーソンにとって人前で話をする必要が必ずでてきます。

緊張を克服してスピーチするためには、音読した時の書き言葉で話すことではありません。

もう一度ポイントをまとめてみましょう。

  • これからは読解力・文章力のための「読書」をしよう。スピーチでの言葉探しにもなる
  • 絵本は「話し言葉」で書かれている。今さらそれを「音読」してみよう
  • スピーチ原稿は「話し言葉」で書こう
  • スピーチでは緊張して噛んでもいい。自分の思いを伝えられるかが重要

スピーチの緊張克服に効く名言

「まわりの人との人間関係に気を使うようになったら、自分らしくできるようになった。」

鬼頭明里(声優/鬼滅の刃)

引用元:フジテレビ「ぼくらの時代」

日曜日の朝、テレビを見ていたら人気漫画「鬼滅の刃・禰豆子(ねずこ)」役の声優、鬼頭明里さんが出演していました。

鬼頭さんは俗にいう「緊張しい」で、声優の仕事をするのに悩んでいたといいます。

収録前に一緒に仕事をするスタッフさんとの人間関係に気を使うようになったら、緊張が軽減できるようになったといいます。

これは、スピーチやプレゼンをする時にも有効です。スピーチ直前に聞き手と話す機会があったら、積極的にコミュニケーションをとったほうがいいです。それによって「アウェー感」がなくなりますし、仲間が少し増えたような安心感につながります。

人見知りで緊張しいの人は、人の気持ちが考えられる人が多い気がします。ですから周りの人間関係を考えることは得意なはずです。少しだけ勇気を出して事前にコミュニケーションを取ってみましょう。

安心感に変わってくるのです。

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この記事を書いた人

森川じゅいち

大阪で創業44年続く「上六話し方教室」の
谷口政明代表に師事したのち、公認
インストラクターとして活動を始める。

スピーチコーチとして、あがり症の人がキャリアップできる話し方を個人向けに伝えています。

かくいう私もじつは高校まであがり症でした。

でも、とある方法を身につけ克服することができました。

スピーチはやり方次第で何とでも克服することが可能です。

 

現在、平日上場企業に勤務し土日はコーチとして働く起業家です。

この直近15年間で、のべ6,600人の前でのスピーチ、プレゼン、司会の実績があります。

スポーツをこよなく愛する55歳のおっさんで、私自身あがり症を克服しても、人見知りは今でもします。さびしがり屋で人は好きなのに時折一人になりたい性格です。(笑)

現在、企業向けや官公庁向けのセミナーを開催しております。

全国出張が可能です。

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