スピーチのテクニック

スピーチは暗記しないことが成功に導く!理由と作り方を解説

2022年7月15日

こんにちは。スピーチ講師の森川じゅいちです。

「うわっ、スピーチする日が迫ってきているのに全然原稿を覚えられていない!」

「どうしよう・・・焦るわ~」

あなたはこのようなことで悩んでいませんか?

大丈夫です!

この記事では、スピーチ原稿を丸暗記しないでやるほうがうまくいくことを書いています。

暗記なんかしなくても要はやり方次第なんです。では一緒にクリアして自信をつけていきましょう!

これを読むだけでもあなたは一歩先に進むことができます。

緊張する人はぜひ取り入れてほしい方法です。

さあ、原稿の次の言葉が出てこなくて頭が真っ白にならない世界にようこそ!

スピーチ原稿を丸暗記しないのは理由がある

几帳面で繊細な人ほど、スピーチ全文を原稿に書いてすべてを丸暗記しようとします。

むしろスピーチはそうしなきゃいけないものだ、と疑わずにずっとそう思ってやっています。

でも、それって本当に危険な行為です。

極端なことをいうと丸暗記するのは「冒頭部分」だけでいいんです。それさえうまく話せれば、次の言葉はスッと出てくるようになります。

「ほんとに~?!」

確かに最初はそう思われるかもしれません。

でもそれはまぎれもない事実です。

まずはあなたがしようとしている丸暗記が、スピーチにはよろしくない理由について触れていきましょう。

かえって緊張する

あなたが書いた原稿を一字一句間違わずに話そうとするので、普段よりも緊張します。

聞き手にとっては間違いなんて気づきもしませんが、話し手であるあなたはミスがわかるはずです。

普段の日常会話であれば、しゃべる内容を暗記して話している人なんていないでしょう。

スピーチだって同じです。

感じたことをストレートに話すのが本来のスピーチであるので、そもそも暗記して話すことはハードルを上げてしまうのです。

むしろ緊張する状況を自ら作ってしまっています。

棒読みになる

当然ながら暗記したことを一字一句間違えずに話すことに集中しているので、メリハリがなく棒読みになってしまいます。

単調なトーンのそんな話を聞き手は聞いてくれるでしょうか?

あなたの感情や思いが相手に伝わらなければ、正直話す意味がありません。

あなたが逆の立場(聞き手)だったらどうです?

棒読みの大根役者の演技を見ても心に訴えかける魅力を感じないのと同じです。

聞いてる人は眠くなる

当然ながらそんな棒読み調で30秒も過ぎると、聞き手は退屈になって別のことを考え始めます。

それならまだしも目をつむって寝てしまう人もいるくらいです。

あなたが一所懸命話そうとしても、そんな聞き手のそっぽ向いた態度を見ると余計に緊張しちゃいますよね。

日常会話でもスピーチでも、あなたが話す内容を親身に聴いてくれる人の存在は大切です。

確かに人目は気になりますが、あなたに好意を持ってくれる人の目線は逆に応援になるんです。

いい話であっても聞いてもらえない

緊張しいのあなたは必死になって考えてスピーチ原稿を書いたはずです。

なんならその中には聞き手にとっても興味の引く内容が書かれている可能性が高いです。

友達にしゃべるようにリラックスして話せればベストですが、人前のスピーチだからと暗記して臨むようになります。

でもそれじゃうまくいきません。

せっかくいいテーマを用意したのですから、しっかり聞き手に伝わるようにしたいです。

じゃあどうすればいいのか?

「一語一句暗記しない」こと。これにつきます。

覚えるべきことは話の内容(流れ)です。

それではいよいよ次の章では、あなたが暗記せずに堂々とスピーチできるスピーチ作りのコツに突入していきます。

暗記に頼らないスピーチ原稿の作り方

じゃあ原稿も書かず暗記も全くせずにスピーチが上手くできるのか?と聞かれたら、そりゃ「NO」でしょ。

でも全文でスピーチ原稿を書かずに、ストーリーをポイントで書いて上手くやる方法があります。

これこそスピーチのテッパンです。

その上一番簡単で一番聞き手を納得させられる3ステップ!

その方法とは、「主題+話題+主題」のシンプルなスピーチ構成を作ることです。

まず主題を伝える

ビジネスパーソンであれば新聞を読む機会があるでしょう。

新聞を手にして一番最初に目に飛び込んで来るのが「見出し(タイトル)」です。

これは新聞記者が、その記事の最も凝縮した内容を短く端的にまとめている部分。

その内容を見て興味を持つからこそ、あとに続く記事を読み進めたくなるもんです。

スピーチだって同じ。

最初にあなたは何について話すか、見出し(主題)をズバッと明言することが大切なんです。

例えば朝礼のシーンであれば、

「みなさんおはようございます。

今日は、今ハマっている推しの○○がとっても魅力的だ、という話をします!」

と最初に主題を言うことで相手は聞く態勢をとってくれます。

新聞の見出しにあたる部分をスピーチの切り出しに話すことがスピーチの鉄則です。

そしてこの主題を話す時間は、約10秒以内。

この部分だけは丸暗記してしまいましょう。

要点を箇条書きして話題を出す

実は、人は何を話そうか?と考える時には、先にスピーチの主題(タイトル)をどうしようかと考えてしまいます。

でも、これがそもそも順番が違う!

何を話そうか主題を考えてもなかなか思いつきません。

あなたが日常生活であった具体的な出来事や経験したことがあって、そこで感じたことがあるからこそ、その結果として言いたい主題が引き出されるわけです。

先ほどの朝礼スピーチの例であれば、推しのコンサートに行ったり動画を見ているからこそ、〇〇が魅力的でみんなに伝えたい!という気持ちになったはず。

ですから具体的な事例をどんどん出して話題を作っていき、そこから最終的に何が言いたいかタイトルを引き出します。

話題を出す時には要点は箇条書きにして、全文原稿にして書き出す必要はありません。

あなたが短い箇条書きを見て話す内容が分かればそれでいいわけです。

しかもこの部分は暗記しなくても、あなたが経験した事例なので忘れようがありません。

さらには箇条書きを話す順番に変えてストーリーにしていけばいいわけです。

ですから暗記することは、一文一文の文章や文字ではなく、話の展開や内容ということになります。

よく3分間スピーチをするのに、そんなに長い時間しゃべる内容がないという人は、この話題について省略してしまっている多く、ありのままに事例を伝えられていないことがあげられます。

また逆に3分間で話す内容がまとまらない人は、あれもこれも話そうと余計な話題を多く詰め込んでしまっています。

最後にもう一度主題を言う

話題を列挙できたらそれでスピーチを終えるのではなく、最後にもう一度あなたが話したかった主題について話してまとめます。

これを言うことによって、聞き手にも説得力が生まれます。

「話って生き物」。

どんどん流れていってしまうので、聞き手にとっては何の話をしているのか忘れてしまうことが多いです。

ですから最後にもう一度主題を伝えることで「あ~なるほどね」と納得してもらえるわけです。

しっかりとスピーチの主題を言い切って終わらせましょう。

さあ、これでスピーチの構成はこれでバッチリでき上がりました。

さてここからが暗記しないでスピーチができる最終仕上げ方法になります。

スピーチの前準備に絶対やるべきことがある

暗記に頼らないスピーチの作成方法について書きましたが、あなたはまだまだ不安のはずです。

そう、ここからが一番重要になってきます。

暗記はしなくても、スピーチを成功させるためには正しい「練習」が必要になってきます。

「もちろん練習しているよっ!」と言われる方も、もう一度ご自分のやり方と比較してみてください。

声に出して練習する

あなたが書いたスピーチの原稿は、「主題+話題+主題」のシンプルなものです。

しかも話題部分は箇条書きのポイントのみの表記で文章にはなっていません。

この原稿を見て頭の中だけでイメージするだけでは、うまくスピーチすることは不可能です。

スピーチが上手くいかない人の多くは、本番と同じ声の大きさで練習をしていません。

そして必ず座ったままではなく、立ち上がって実際に声に出してスピーチを練習してみてください。

口を動かして筋肉を使うことで体にしみ込ませるイメージです。

筋肉を使うことで記憶が定着します。

最初のうちは原稿を手に持ってそれを見ながら話しても構いません。

何回かやっているうちにどんどんうまくなっていくことに気づくでしょう。話の展開も頭に定着されてきます。

そうなったらしめたもの。原稿を見ずにやってみましょう。

じゃ何回この練習すればいいかって?

まずはに出して少なくとも回やってみましょう。すると成功が「叶い」ます!

鏡の前に立って練習

口に出して何回もスピーチ練習することでかなり内容が頭に入ってきました。

ではさらに自信がつくために強化しましょう。

今の練習を鏡の前に立ってやってください。

家に姿見なんかがあるとベストでしょう。

自分がどのように話しているか鏡を見ながらすることで客観視することができます。

そしてスピーチ内容ももっと頭に定着させることができます。

この方法はプロの話し方講師もやっている裏技です。スピーチの最終仕上げに何回もやることで不安感が減っていきます。

実際に私のスピーチ講師仲間は、大きなスピーチ大会前にこれを行うことで準優勝しました。

本番当日朝、しっくりいかなかったので延々2時間もこれをやっていたそうです。

歩きながら体に内容をしみ込ませる

自宅では家族もいるから練習できない、って人もいるかもしれません。

じゃ、そんな時は外に出ましょう。

できれば河川敷や公園といった散歩するのに良い環境があるとベストです。

ここでも歩きながら本番と同じ声を出して練習します。

体を動かし筋肉を使いながら練習することで、スピーチ内容が頭に定着します。

すれ違う人が多いと変な目で見られてしまうので、人目には注意してくださいね(笑)

あとは本番でやるだけ

ここまで練習を重ねることで、丸暗記に頼らなくてもスピーチができる自信がついてきたことに気づくでしょう。

また、丸暗記していないので会話のように自然に話ができているはずです。棒読みにもなっていません。

さあ、あとは本番を待つばかり。

当然ながら緊張もするしソワソワするけど、これまで練習してきた達成感さえあれば大丈夫です。

「不安もあるけどいっちょスピーチやってみるべ」って気持ちが少しでも芽生えたら、成功への階段を登っています。

本番ではもっとうまくやってやろう、なんて考える必要はありません。

めっちゃ緊張するからこそ、練習では引き出せなかったパワーが出てくることがあるので不思議です。

例えば陸上競技決勝の大舞台で、練習では出せなかった自己ベストを更新できたりします。

これは当然ライバルの存在もありますが、練習では感じられなかった本番での緊張感をパワーに変えられたからにほかありません。

緊張しないと成功しないんです!

スピーチ当日の注意点

さあスピーチ当日、家の玄関では「きっとできる!」と肯定的な内容を声に出してから出発してください。

あなどれない自己暗示のおまじないです。

決して「おれは緊張しないぞ!」など「~しない」という否定表現はやめておきましょう。

そして練習で使った原稿は、そっとポケットに忍ばせておくとよいです。

これが「安心のお守り」になります。

万が一スピーチ内容を忘れたとしても、これをポケットから取り出して見れば、話しの展開を思い出すことができます。

【まとめ】

今回はスピーチは暗記しないことが成功に導く、ということについてその理由と具体的な原稿作成方法について書いてきました。

大事なことなのでもう一度いいます。

「スピーチ原稿をしっかり書いて全文を丸暗記することはとても危険」です!

シンプルなスピーチ構成を作り、ストーリーを覚えてそれを話す。

聞きを納得させられることが成功のポイントになります。

何度も声に出して練習ができたらそれでOK!

「あがるから話せないのではなく、話せないからあがるんです」

話せる方法を知れば、必ず自信が湧いてきます。

あなたの成功を祈っています。

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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