こんにちは。スピーチ講師の森川じゅいちです。
あなたはスピーチやプレゼンでまだ話してもいないのに口が渇くことはありませんか?
そうすると本番前についつい水分をたくさん摂ってしまいがちです。
そしてスピーチ前にはトイレも近くなってしまいます。
大事なスピーチやプレゼンの前にもう何回も同じことを繰り返しているんだろうって思います。
口が渇いてしまうその原因は、スピーチに対する「緊張とストレス」です。
今回は、スピーチやプレゼンをする時に緊張してしまうと口が渇いてしまう理由とその対処方法について書いていきます。
ココがポイント
この記事ではスピーチで口が渇いた時の5つの対処方法を書いています
スピーチで緊張すると口が渇く原因は何なのか?
緊張すると筋肉に血液が流れるから
緊張したりストレスが強くなると口が渇いてしまう。口呼吸なんて一切していないのに!
そうなんです。鼻呼吸しているんだから口なんて渇かないと思いがちです。
でも緊張すると、体を硬直させないために消化器官から血液が筋肉に流れていくんです。
じつは唾液(だえき)は血液からできているので、当然口から血液が足りなくなると口が渇いてきます。
その時は、緊張した時に聞いたことがある「交感神経が活発になった状態」なんです。
ですから渇いてしまうのは口呼吸が原因ではなく、神経の問題です。
なので安心してください、緊張してして口が渇くのは病気でも何でもありません。
いたって自然な現象になります。
でも唾液はもともとサラサラなはずなのに、唾液がネバネバしてしまったら口の中が気持ち悪くなります。
しかも滑舌が悪くなるのでスピーチにはとても厄介です。
ではそんな時、どう対処していったらいいでしょう。
スピーチは成功させたいですもんね!
スピーチで口が渇いた時の5つの対処方法
1.水分を摂る
まずは口の渇きをいやすために水分をとりましょう。
できたらお腹をこわしにくいので「常温」のものがおススメです。
お茶でも悪くはないのですが、一気に口に入れるとむせる時があるので水のほうが無難です。
そして水を飲むときには、ごくごく飲んでしまうとお腹がポチャポチャになってしまうので注意してください。
2,3口、少量を口に含むのがいいでしょう。
2.ガムをかむ
ガムをかむと当然あごを動かします。そうすると口の周りの筋肉も使うので運動になり血行もよくなって血液がやってきます。先ほども書いたように、唾液は血液からできているので、口の中に分泌されるようになって潤います。
しかもガムをかむと集中力も高まるので一石二鳥です。
小さい粒のシュガーレスガムが重宝します。
砂糖が入っていると、いっぱい食べると虫歯の原因にもなりますからね。
僕も仕事中は常にシュガーレスガムを噛んでいます。
ただし、いかにもガムを噛んでいるのが分かると行儀が悪いと思われるので注意してくださいね。
3.アメをなめる
この方法は、インターネット上で「金ブンブログ」さんが紹介していたやり方です。
その記事はこちらからどうぞ。
この方法もアメをなめることで唾液が出るというカラクリです。
金ブンさんは酸っぱいアメを口の奥に忍ばせることでスピーチをうまく乗り切ったそうです。
後日、アメがない時のスピーチは口が渇いてうまくいかなかったそうです。
個人的には、話す時にアメが邪魔になって話しにくいので、個人的にはどうなのかとは思いますが・・・。
4.唾液腺のマッサージをする
サラサラな唾液をいっぱい出すためには、「唾液腺」をマッサージしたいところです。
上の奥歯のあたりを後ろから前の方に回すように優しくマッサージしてみましょう。10回ぐらいやっていると唾液が出始めます。
5.大あくびをする
あくびが出なくても、わざと大あくびをしてみてください。
口を大きく開けて思い切りしてみてください。
あごや口まわりを動かすことになります。
そうすると血行もよくなり自然と顔の血液が循環し、それにより唾液が出やすくなって口が渇きにくくなります。
自然に唾液が出てくることに気づくはずです。
すぐにできる方法なのでぜひ取り入れてみてくださいね。
まとめ
今回は、スピーチする時に口が渇いてしまう原因とその対処方法について書きました。
緊張することで唾液が出ない状態なので、実際には喉が渇いて水分が不足しているわけではありません。
ですからガムやアメを口に含むと即効性がありますね。
口が渇いて滑舌が悪くなるとパフォーマンスにも影響が出るので、口の中がねばねばしている状態は避けたいものです。
ベストな口の状態でスピーチをしましょう!
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