仕事でのスピーチ

朝礼スピーチが管理職への登竜門となる

2020年12月20日

社会人にとってスピーチをしなくてはいけない機会は、ダントツで朝礼スピーチでしょう。

定期的にやってくる、あの重圧感。

スピーチする日が決まったとたんに憂鬱な気分になります。

ここは何とかうまくこなしたいところです。

スピーチが嫌で、朝礼スピーチを免れたい管理職やリーダーの方は実に多いです。

しかしあなたの上司、さらには会社の上層部から見れば、その人のプレゼン能力を見るのに朝礼スピーチが格好の場なのです。

ですから朝礼を軽視して適当なスピーチをしている人は、実力があっても大事な仕事を任せられません。部下を引っ張るためにも、公の場でのプレゼンテーション能力が必要になってきます。

その入口が身近な朝礼が管理職にとっての登竜門なのです。

あがり症を克服する!朝礼3つのコツ

昔は僕も「全体朝礼なんて不要だわ」ってずっと思っていました。業務連絡なんて社内メールで十分。昭和的な古い儀式なんて面倒でした。しかも交代で前に立って話さなきゃいけない、まさに罰ゲームに思えました。

しかし、今管理職をしている人の多くは、30才後半から40代時の朝礼の場で、自分らしい言葉でしっかりと朝礼スピーチをしていたように感じます。

ですからスピーチが上手い下手ということではなく、人前でプレゼンする練習にはなっているのではないでしょうか。ですからむげに「朝礼は不要」とも言い切れません。

実は、スピーチ嫌を乗り越えると人前で話すことが楽しくなってくるのです。さらには回数を重ねてくると人に影響力を与えられ、快感すら感じるようになってきます。

これホントの話です。

1.ネタのジャンルを決める

朝礼でスピーチすることが決まったら、何をテーマにしたらいいか悩む人が多いです。

一般的に朝礼で話すネタ元は、

  1. 仕事上で感じたこと
  2. ビジネスに役立つ豆知識
  3. 時事ネタ・季節のトピックス
  4. その他(フリートーク)

以上4つの内容からネタを探して話すことが多くなるでしょう。

どうしても難しい話をしようとすると、ハードルも上がってしまいます。普段以上のことをやろうとしても、緊張度も増してあがってしまいます。

持ち時間が3分となっていても、それより早く終わってしまってもいいと思います。タイムキーパーがいてスピーチ時間など測っていないでしょうから。

フリートークで好きなことが話せるのであれば、「自分が今ハマっていること」「大好きな趣味」の話題がいいです。

その場合、自分自身のことなので、話のネタに悩むことも少ないのではないでしょうか。

一応会社の朝礼なので、話の最後には「趣味を持つことで仕事のメリハリがつくので毎日が有意義です」など、多少強引でも仕事につながる形で締めればばっちりです。

2.だれを意識して話すか

スピーチが嫌で悩んでいる人は、前に立って”全員に向けて発信しよう”とするから重荷に感じます。仲のいい同僚やあなたに好意的な人など”一定の人に向けて発信”できればよいのです。

どうしても「見られている」と自意識過剰になってしまいますが、まわりはあなたが緊張しようがしまいが気にもしていません。ほんとに気にしていないから安心してください。みんな自分のことで精一杯なのです。

しかも朝一からスピーチなんて、さほど聞いていない人もいるくらいです。

むしろこっちが相手を「見てやろう」となれば、不思議と緊張も和らいできます。

3.ウケを狙ってハードルを上げない

どんなにプロのプレゼンターであっても、全員の心に刺さるスピーチなんてできません。

朝礼スピーチなんてのは、一部の人に「へぇ~、そうなんだ」とわかってもらえればいいのです。ですから聴衆を笑わそうと思っても、滑ってしまうと焦ります。

もっと力を抜いてシンプルに考えませんか?

先日お会いした、あがり症で悩むKさんも、「大勢の前はダメだけど話すことが好き。スピーチしたら笑いを取りたい」、とサービス精神旺盛の持ち主です。しかし、ウケ狙いをしない時の方がかえって笑いが取れる、と言っていました。朝礼スピーチはピン芸人の漫才ではありません。

普段は知られていない自分の一面を紹介する場でもあります。

自分のことを一定の人に伝えることができれば、その後のコミュニケーションにも役立ちます。

先ほどのKさんのスピーチを聞きましたが、自分の話をしているときは、とてもいい表情をしていました。話しかけるような双方向の対話にもなっていたのです。

しかも面白い話とは、笑える話ではなく、日頃の些細な気づきや感想をみんなに伝えるものなのです。

朝礼は「誰かにとってちょっと役に立つ場」だと考えを変えれば、違う意味でのイベントに思えませんか?

【まとめ】

朝礼スピ―チはその場しのぎでお茶を濁して終わらせるのではなく、しっかり取り組むべき「業務」ととらえるべきです。朝一からしっかり聞いてくれない人もいるかもしれませんが、会社の上層部はしっかりと見ています。

人前で自分の意見を言えるかどうかは、管理職を任せられるかどうかを見られているのです。

まさに朝礼スピーチは、管理職の登竜門です。

これからの時代、40代にとっては厳しい環境が待っています。

毎年の自動昇給がなくなってしまう40代。昇格しないと給料が上がりません。


プロサッカー選手の心に刺さるスピーチを聞いてみよう

YouTubeでは、プロアスリートが試合前のロッカールーム・ミーティングで、選手全員を鼓舞するスピーチを見ることができます。

その中で「トップ選手による感動的なスピーチ集」というものがあり、サッカー選手の心の底から自然に出てきた言葉を聞くことができるのです。

それは事前に考えて暗記したものではなく、その場で湧き出た感情を素直に発した言葉なので、直接心に響いてきます。

試合前、選手は緊張しています。アドレナリンの力って大切だなと感じます。

これを見て、クリスティアーノ・ロナウドって格好いいなと思いました。ピッチの外でもまさにスーパースターですね。

ぜひyoutubeでいろんな動画を見てみることをおススメします。

言葉を感情に乗せて発する。それが人の心に響くスピーチになることが分かるでしょう。何も雄弁に話すことがいいスピーチではありません。

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

このブログに対するご意見や要望についてコメントいただければ、「緊張した時に効く名言集」を無料プレゼントしています。

お気軽にご連絡ください。

 

 

スポンサーリンク

-仕事でのスピーチ
-,

© 2022 スピーツblog Powered by AFFINGER5