仕事でのスピーチ

【ビジネス】自己紹介スピーチで大切な3つの黄金ルール

2021年9月26日

こんにちは。スピーチ講師の森川じゅいちです。

あなたは口ベタで仕事上での自己紹介をどうやったらいいか悩んでいませんか?

新卒で入社したとしても、社員教育で自己紹介のやり方を教えてくれることなどは決してありません。

ですから仕事上、初対面でも話せるコツを知っておくことは大切なのです。

ビジネスパーソンは誰しも「入社・異動・退社・転職」と、人生の節目では必ずといっていいほど人前でのスピーチの機会がやってきます。

その中で、苦手であっても必ず避けて通れないのが自己紹介。

営業職の人であれば新規のお客さんに会う機会があるので、毎日の名刺交換が自己紹介の連続かもしれません。

ビジネスの上では、それだけに切っても切れない関係があります。

私も社会人歴30年を超えました。これまで自己紹介を何千回やってきたか数えきれません。

今回は、その中でつかんだ自己紹介の黄金ルール3つのコツを紹介します。

これらのポイントを理解すれば、自信を持って自己紹介ができるようになれます。

ビジネスの自己紹介スピーチで大切な3つのコツ

1.自己紹介スピーチの正しい「型」を身につける

同じ会社で働いていれば、いずれ転勤や部署移動も出てきます。新しいオフィスや部署に赴任した時には必ず自己紹介をしなければいけません。

その時に以下のような話し方をしていませんか?

「みなさんこんにちは。東京本社から転勤してきました〇〇です。

入社10年目、京都府出身の35歳です。

以前は〇〇事業部に10年間在籍していました。この度、〇〇事業部でお世話になります。

子供の学校の関係で単身赴任と寂しいですが、ここ大阪は実家にも近いのでとてもうれしいです。新規事業のため業務内容は全く異なりますが、これまでの経験で得たことを生かして頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。」

この自己紹介どうでしょう?

わかりやすいように少し大げさに書きましたが、おそらく9割以上の人がこのような自己紹介の型で話をしているのではないでしょうか?

「名前、年齢、出身、旧部署、赴任部署・・・」、これじゃ職務質問に答えている感じです。職務経歴書を抜粋している気さえします。

本来、自己紹介スピーチの目的って何でしょう?

これがとても重要です。

「どんな自分を伝えたいか」

それが自己紹介の目的なんです。

NHKキャスター出身でスピーチコンサルタントの矢野かおりさんも、自己紹介の型について以下のように書いています。

自己紹介の目的はどんな自分を伝えたいか、です。


●●●●●●●な私を伝える」


これが自己紹介の目的であり、タイトルです。

引用元:ダイヤモンドオンライン

●●●●●●●な私に当てはまるところをしっかりと考えましょう。

例えば、

「人見知りだけどチームワークを大事にする私を伝える」

「不器用だけどお客の気持ちを尊重する私を伝える」

「緊張しいだけどチェレンジしたい私を伝える」、などです。

自己紹介とは、表現したい自分の内容を伝えることにあります。伝えたい内容だからこそ、自分の思いは言葉にできるはずです。

ココがポイント

「どんな自分を伝えたいか」が自己紹介!

2.自己紹介のフレームワークに当てはめるだけでOK

次に自分が伝えたい思いがあるからこそ、何を自己紹介するべきか事前に整理しておく必要があります。

これは自己紹介をする多くの人がやっていない内容です。

原稿といえば大袈裟になるので、まずはメモとペンを用意しましょう。

たかだか1分弱の自己紹介ですが、何を話すかポイントを書き出すことはあがり症には有効になります。

それによって頭の中が整理できますし、暗記と言わないまでも頭が真っ白になって飛ぶことが少なくなります。

では以下の2点だけに絞って思いつくことを書き出してみましょう。

  1. 自分のことで最も伝えたいこと
  2. これからどうしていきたいか

それだけで十分です。

何もダメな人間であると必要以上に卑下する必要もありませんし、逆にこれまでの功績なんかを自慢する場でもありません。

自己紹介は、「この人と話がしてみたいな」と相手に興味を持ってもらえるいい機会です。

そう思ってもらえるだけで大成功なんです。

ココがポイント

1分以内の自己紹介でも紙に書き出してみる

3.ビジネスでの自己紹介は「時間軸」を重視する

実は、自己紹介には必ずといっていいほど「現在」「過去」「未来」の時間軸が出てきます。

自己紹介スピーチの上手い人ほどそれを意識してしゃべっています。

以下はスポーツ店で働く店員さんの自己紹介を例にしています。

【A】と【B】どちらのほうがお客さんにとってインパクトを感じますか?

またはその人から商品を買いたいと思いますか?

自己紹介【A】

いらっしゃいませ。責任者の●●と申します。

この店では10年間勤務しています。

今、店舗運営を任されているので、ゆくゆくは独立して自分の店を持ちたいと思っています。

何かわからないことがあれば、お気軽に聞いてくださいね。

自己紹介【B】

いらっしゃいませ。ゴルフ担当の●●と申します。

僕は、3球試打してもらうだけでどのクラブがお客さんに最良か、瞬時に3つに絞ることができます。

なぜなら10年間で10000人のお客さんを見てきたからです。

当然無料ですから、ちょっと試打室で打ってみます?

もちろん【B】の自己紹介がインパクトがあって、この人から買いたいと思ったはずです。

それには「時間軸」が大きく影響しています。

【A】は「現在」→「過去」→「未来」の順番で話しているのに対し、
【B】「未来」→「過去」→「現在」の順です。

それによってまずはお客を惹きつけ(未来)、その信頼の根拠を示し(過去)、お客の行動(現在)に結びつかせることができます。

これも冒頭の「型」に通じるものがあります。

自己紹介をする時は、ぜひ、Bの時間軸を意識してあなたが扱っている商品やサービスに置き換えてみましょう。

ココがポイント

自己紹介は「時間軸」。未来→過去→現在の順で!

名刺交換の自己紹介で取り入れるべきこと

ビジネスパーソンが初対面の時に必ず行うのが名刺交換です。

どうしてもただ姓だけを名乗って「よろしくお願いいたします!」というものになってしまいがちです。

その人とは一生ではじめての出会いです。

相手にインパクトを残せればその後の印象に残るもの。

そのためにも何かしらちょっとした工夫したいものです。

以下4つのポイントを状況に合わせて使ってみましょう

  1. フルネームを名乗ろう
  2. 失敗の経験を話そう
  3. あなたのストロングポイントを話そう
  4. バリエーションは数種類用意する

1.ぜひあなたの名前をフルネームで伝えましょう。

名は親が考えてくれた最初の贈り物です。名付けの由来を話せる時間があれば、それをエピソードにするだけでもホットなストーリーに変わります。

人はストーリーに反応するのです。

2.あなたはこれまでどんな失敗をしたか?そんなエピソードを入れると共感を生みます。

相手の心を開くために必要です。緊張しいで人見知りをするのであれば、それを話してもよいでしょう。

3.逆に「すごい自分」もTPOに合わせて話してもいいです。

単なる自慢話にならなければ全然大丈夫です。

4.誰に会っても同じ自己紹介をするというわけにはいかなくなってきます。数種類のバリエーションは用意しておきたいものです。

そうすれば使ってみたくなるものです。伝えたいという気持ちがあがり症を克服してくれます。

まとめ

今回はビジネスで自己紹介スピーチをする際の3つの黄金ルールについて説明してきました。

大切なことなのでもう一度おさらいします。

  • 正しい自己紹介スピーチの「型」を身につける
  • 自己紹介スピーチのためにペンと手帳を用意して、自分の「洗い出し」をする
  • ビジネスでの自己紹介スピーチは、「時間軸」を意識する

一説によると、人は一生涯で5万回以上も自己紹介スピーチをしていると言われています。

自己紹介は長くても1分間です。

ですから時間にすると50,000分=833時間に及びます。

これから先もあなたが自己紹介をする機会は決してなくなりません。

あなた自身の自己紹介は、世界で一番うまくできるはずですよね?

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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