仕事でのスピーチ

スピーチ嫌いのためのZOOMの付き合い方

2021年4月29日

ZOOMを使ったオンライン会議が頻繁に行われるようになりました。

わざわざ遠方に出張しなくても、社内にいながら商談することが可能になってとても便利になりましたね。

ただしその一方で、どうしてもZOOMが苦手だといったオンライン疲れの声も聞かれるようになっています。

そこで今回はZOOMとどう向き合っていくべきか、その方法をまとめてみました。

何でもかんでもZOOMを使うのがいいわけじゃない

あがり症に悩む人にとっては、ZOOMは直接会っての対面ではないので、緊張感が和らいで楽になった人も多いのは事実です。

しかしその反面、パソコン上では相手の反応が分かりづらく、その上操作がうまくいかないなど、違った意味での緊張を感じる人も出てきています。

時代の流れに乗って何でもかんでもZOOMでのアポイントを入れる人もいますが、果たしてそれでいいのか疑問視されるようにもなっているのです。

僕がこの1年間で感じるのは、基本的に参加者が3人以上の時であれば、ZOOMを使ったオンラインの方が便利、ということ。

しかしマンツーマン商談の時は、ほとんどの場合はかえって不便になる時も多いのではないかと思っています。

1対1の商談(個人営業の場合)

生命・損害保険、証券会社、自動車ディーラーなど一般個人客を相手にする営業マンの場合はどうでしょうか?

対面を避けるために直接自宅や勤務先にうかがう機会が減りました。

そこで企業はZOOMなどのオンラインシステムやスマホを使って「LINE WORKS」など、新たな工夫をして日々の営業活動をするようになっています。

わざわざ遠方まで訪問しなくても、在社しながらお客さんとコンタクトが取れるようになったことは、働き方改革にも役立っているので大いに結構です。

しかし、お客側からするといちいち顔見せして話すのがとても面倒に感じます。

毎回自分が相手から見られることにも躊躇します。

ましてや自分の後ろに映る背景が乱雑であれば恥ずかしいので、話す場所までも気を使わねばなりません。

そんな時、従来型の通信手段である「電話とメールの組み合わせ」が最強だったりもします

営業マンが事前にメールを送っておき、時間を決めて電話をかければ、相手も共通資料を見ながら緊張感がなく気軽に話ができます。

結果的に商談がスムーズに進んだりするんです。

オンラインでの商談であれば、たいてい席に座ってパソコンやタブレットを置いて話すことになるので、どうしても体も固定されて身構えてしまいます。

1対1の商談であれば、従来通り電話とメールをうまく使ってみるのが便利なことが多いかもしれません。

特に「急ぎ」の案件になれば、いちいちZOOM商談のアポイントなど取るくらいなら、電話で話したほうが解決が早いですよね。

ココがポイント

ZOOMよりも「電話+メール(LINE)」が効果がある場合も多い

Microsoft Teamsに素晴らしい機能があった!

僕の会社ではオンライン会議をする時にはZOOMを使用しています。

もう1年以上にもなって慣れてしまったので、他社のソフトだとかえって使いづらいです。

しかし、先日得意先さんと「Microsoft Teams」を使ってオンライン商談する機会がありました。

その機能でびっくりしたことが1つありました。

それはZOOMでも「背景」は選べるのですが、Teamsのものは20種類の背景画像から選ぶことができるのです。

しかも景色とかではなく、「オフィス」や在宅勤務を想定した「書斎」のバリエーションが豊富だったことです。

これであれば自分の後ろに映る背景を見られたくなくても大丈夫です。

雑然としたオフィス周りの様子も映りこまないのでとても便利。

ZOOMでも画像を追加して背景にはめ込むことは可能なのですが、いちいち適当な画像を探すのが面倒です。

それだったら、ZOOMの機能には「背景をぼかす」ことができるので、これは使えます。

Teamsにも同じような「ぼかし」機能がありますが、せっかくいい機能があるのでお好きな背景をチョイスしてみてください。

在宅勤務申請をしている人がウソをついて長期旅行していたとしても、そのアリバイ作りにも役立ったりして(笑)

ココがポイント

オンラインでは映り込む背景にも気を使おう

ZOOMでマスクが息苦しい時には?

マスクスプレーを使ってみる

ZOOM商談の際にずっとマスクをしていると息苦しくなって、思わず外したくなることはありませんか?

僕のTwitter仲間である”マナー講師の古岡めぐみさん”が、お気に入りのアイテムとして「マスクスプレー」を紹介されていました。

息苦しさが緩和され、とても落ち着くのだそうです。アロマオイルは女性だけでなく、男性にもいいのです。

「パーフェクトポーション」というオーストラリア発祥のスキンケアブランドで、スッキリとしたさわやかな香りの天然アロマが包み込むマスク専用スプレーが販売されています。

マスク自体の香りが苦手な人にもおすすめです。

ホームページを見ると、4つの香りがラインナップされていました。

気分に合わせて使い分けてみても良いですね。

市販薬にこんなものがあった

「龍角散ダイレクト」という商品がドラッグストアで販売されています。

この商品はマスク生活でのどがつらくなった時に効果のあるお薬です。生薬配合で直接のどに効きます。

水なしで飲めて、眠くなる成分が入っていないのでスピーチやプレゼン前の服用にも安心です。

これを飲むとのどの異物を排出してくれる働きがあります。

咳やタン以外にも、イガイガした時にも効果があるのでバッグに入れておくと便利でしょう。

しっかり声が出ないとスピーチに支障が出ますからね。

まとめ

ZOOMなどのオンライン会議システムはとても便利です。無料で手軽に使用できるのでコストパフォーマンスにも優れています。

しかし状況によって対面商談が許されるのであれば、そちらのほうがあなたの熱意も伝わりやすいですし、相手のキャラクターもよく知ることができます。

ZOOMだけだとただの顔見知りで終わってしまいそうです。

さらには相手の人物像がモニターを通してなので、どうしてもバーチャル(仮想)世界の人間に思えてしまうのです。

今後の世の中はオンラインと対面、それぞれのいいところを状況に合わせてうまく使い分けすることが必要になってきます。

離れた人とコミュニケーションを取るのに、なんでもかんでもZOOMがいいわけではありません。

これまでの従来の手法「電話とメール」が最強だったりするのです。

それでも話す時間が長くなる場合や、電話とメールじゃ伝えられない時にこそZOOMを使う。そんな気楽な気持ちでいいと思うのです。

あがり症の人が無理にZOOMを使う必要はないのです。

また、マスク着用時には気持ちよく話すことができるアイテムを用意することはZOOMはもちろん、デスクワーク中でも快適にしてくれますよ。

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森川じゅいち

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業のマーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、プロ講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業43年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。
公認インストラクターとして活動しています。

プライベートは妻、息子2人、甲斐犬(♀)の5人?暮らしです。

スポーツをこよなく愛する54歳のおっさんで、私自身あがり症を克服しても、人見知りまでは直っていません。

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