スピーチのテクニック

あなたのスピーチを聞いてもらえる5つの練習方法を紹介

2021年2月23日

スピーチをする時、聴衆全員に対して「いいことを言わなきゃ」と思うと、自分自身でどうしてもハードルを上げてしまい緊張度も増してますよね。

確かにスピーチは2人以上を相手にするものですが、まずは聞き手1人に向き合う姿勢が必要になってきます。

スピーチは、誰か1人の心に刺さらない限り上手くはいきません。

そのためにはスピーチ本番で場数を踏んで失敗の経験を積むのではなく、普段の生活の中で実践できることをすべきです。

そんなささいなことでも「プチ成功体験」を積んでいけば、確実にスピーチ力は格段にアップします。

今日は、日々の勤務でできる「相手一人を想定したスピーチ練習方法」を5つお伝えします。

【日常業務で実践】スピーチのために取り入れる5つの練習方法

家族以外の相手から感謝される

あなたはこれまで、身内以外の人から「言ってくれてありがとう」とか「あなたの言葉が支えになった」、なんて感謝の言葉を言われたことがありますか?

今一度、頭の中でこれまでの友人や恋人、会社の同僚や後輩の顔を思い返してみてください。

たとえそれが遠い昔、小学校時代の思い出でも構いません。

あなたがその時に投げかけた言葉が、「相手の心に刺さる一言」です

あなたにとっては何気ない一言でも、他人にとっては重要なことだったのです。

結果的に相手の気持ちを考えた言葉を投げかけていたことになります。

実はこれがスピーチの基本です。

内(自分)へではなく、外(相手)に向かう気持ちがとても大切です。

「いやぁ~、生まれてこのかた、面と向かってそんな感謝の言葉なんて言われたことないしなぁ」。

なんておっしゃる方がいるかもしれませんが、それは相手から口に出して言われていないだけです。

もう一度言います。

あなたの言葉で、ニコッと微笑んだ人はきっといるはずです。

しっかり思い出してください。

相手に感謝する

万が一、どうしても思い出せないのであれば、今からでも構いません。

日常生活で人から何か親切をされたり、優しくされたら「ありがとう」って相手の顔をちゃんと見て言ってみてください。

「ありがとう」はとても万能ですばらしい言葉です。

一日に何回言っても減るものじゃありません。もし相手が反応を示してくれなくても「ファンサービス」だと思いましょう。

間違ってもありがとうの代わりに「すいません」とは言わないでください。

感謝の気持ちを謝罪の言葉で置き換えてはもったいないです。

スーパーやコンビニといった日常生活で「ありがとう」と言うチャンスはいくらでもあります。

いざ言う時は相手を意識して言葉を発することがポイントです。

これはとてもささいなことですが、相手に気持ちが伝わることは話す自信につながります。

相手をほめる

あなたの職場で、部下や後輩が成果を出したらほめてあげましょう。

会議でいい意見を言っただけでも十分ほめるに値します。

実はほめるというのはとても難しいのです。

あなたの働いている社内を見回してみても「ほめ上手」の人は少ないかもしれません。

ほめ方にはポイントがあります。

部下を動かすためにほめるのではなく、その人の本質をほめることが重要です。

あなたにとって単なる人気取りのためや、部下との面倒を避けるためにほめてはいけません。

したがって「ほめる=相手を認める」ことです。

そうすることで相手をおだてるといった発想がなくなります。

確かに毎日顔を見合わせる相手であれば、ほめることはなおさら恥ずかしい気がします。

また見え透いたウソのほめ言葉であれば、すぐに相手にバレてしまいます。

ですから、どうしても恥ずかしくて言えないのあれば、その相手がいない時に別の人に「あいつはすごいぞ」と言ってみましょう。

また、会議などメンバーがそろっているみんなの前で、その人のことをほめると効果は倍増します。

たとえ話をうまく使って話す

スピーチがうまい人の共通点は、例え上手です。

言いたいことをより分かりやすく、面白く伝えるために例えはとっても大事。

それによってあなたの話が説得力と影響力のあるものに変身します。

例えることで聞き手が誰でも知っているモノや情報に置き換えることができ、イメージとして伝えられるのです。

つまりはイメージ=映像化

話し言葉は頭に残りにくいですが、映像化すれば相手に伝えやすくなります。

日常みんなが何気なく使っている「雲泥の差だ」「芋づる式に」「電車がすし詰め」「まったく骨が折れる」などといった慣用句はそれにあたります。

たとえについては、しゃべりの専門家「お笑い芸人」のツッコミ役の人がとてもうまいです。

特にくりぃむしちゅー・上田晋也さんは天才じゃないかな。

▼テレビ番組で実に面白いたとえをしていたので、一部紹介しておきます。

「阿藤快と加藤あいぐらい違うよ」
全く別物の人物を比べ時にた時に使ってください。

「かぐや姫くらい身勝手だよ」
身勝手な人がいた時に使ってください。

「11月に冷やし中華はじめましたくらい遅いよ!」

引用元:いわこわらいと笑

たとえ話は、相手の理解を助けるのにとても有効です。

相手がすでに分かっている内容であれば例えるのは不要になります。

しかし世の中には、めっちゃサービス精神旺盛のオジサンがいて、一つのことを言うのに3つも4つも例え話を出す人がいます。

しかしそれがかえって訳が分からなくなり、意図することが伝わらなくなる時があるので注意しましょう。

またマニアックな話題を例えに出すと、余計に相手がわからなくなってしまって敬遠することもあります。

特に昭和世代の多くのおじさんたちは、物事を野球に例えて「まだまだ頑張れ。勝負は九回裏からだよ」とか、「とにかくチャレンジだ。イチローだって4割打てないんだから」と部下を叱咤激励しがちです。

でも平成生まれで野球になじんでいない男性や、そもそも野球に興味のない女性には何のことを言っているのかわかりません。

ですから、食べ物・恋愛・学校生活などみんながわかる共通なネタをもとに例えるのが無難です。

部下から話しかけられたら手を止める

あなたが忙しくしていても、部下や後輩が報告や相談をしに来ることがあります。

その時はいったん自分の手を止めて話を聞くか、「〇〇分待って」と声を掛けてあげましょう。

何か別の作業をしながら話を聞くことは、相手にとっても気持ちのいいものではありません。

また両方がおろそかになって、あとで「言った言わない」なんてトラブルになっても嫌です。

ですから家に帰った時も「子供の話をスマホをいじりながら聞かない」ことを心がけてください。

普段の会話でも、相手をしっかり見て対応することがスピーチの練習につながってくるのです。

ハードルはそんなに高くないはず。

ぜひ今日からやってみましょう。

まとめ

今回は5つのスピーチの練習方法について紹介してきました。

練習というよりもはや普段からの「心がけ」や「習慣」に近いかもしれません。

無意識のままできるようになれば、あなたのスピーチは人に聞いてもらえるようになるんです。

とても大切なことなのでもう一度以下にまとめておきます。

  1. あなたが家族以外から感謝されたことを思い出す(その時何て言ったか?)
  2. 相手に感謝しよう
  3. 相手をほめよう
  4. たとえ話をうまく使おう
  5. 部下から話しかけられたら、いったん手を止めよう

日常生活で自然にできるようになれば人の心に届くスピーチができるようになります。

なぜならば、スピーチは勝手にあなたが話すだけではなく、相手のことを考えたコミュニケーションだからです。

人前でスピーチする前に日常でやれることは5つもあるのです。

どれもそう難しいことではありません。

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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