朝礼でのスピーチ

朝礼スピーチが苦手な人の克服方法

2021年4月9日

朝礼スピーチが苦手って人はとても多いです。

まわりの人との三蜜を防ぐために、いまだ朝礼を中止している企業もありますが、だんだんと一同が集まって人前で話す機会が増えているのも事実です。

もしあなたの会社で朝礼当番が回ってきて、スピーチを乗り切るために一番大事なことは何だと思いますか?

それは「事前準備」です。

これがしっかりしていたら9割はうまく乗り切れます。

そして残りの1割は何なのか?

それは「心構え」です。

そんなん頭でわかってるわい~、って言われそうですが、実際にはできている人が少ないのです。

だから一生涯苦手意識を克服できないまま終わってしまいます。

また、そもそも朝礼でスピーチをすることが「悪」だと思っている人は、やる気が起きないのでなかなか行動に移せません。

ということで、今回はまず朝礼スピーチのメリットをお伝えした上で、具体的にどうやって準備していけば成功するのか、それを書いていきます。

朝礼でスピーチを行う6つのメリット

朝礼自体が、「昭和の遺産」と思われているかもしれません。

ましてや社員の面前でスピーチをしなきゃいけないのは、ある意味罰ゲームのように感じるかも。

でも結論から言って、朝礼でスピーチをするのにはメリットがたくさんあります。

しっかりと朝礼スピーチに向き合うことで、サラリーマンとして生きていくための必要なスキルを身につけられたりするんです。

以下そのメリットを6つにまとめました。

スピーチ力・プレゼン力がアップする

朝礼をする最大のメリットは、人前で話をすることでスピーチ力やプレゼン力を養うのによい経験の場になります。

もうこればっかりは場数をこなしていかないとどんどん上手くなっていきません。

最初から流暢に話すことなんて難しいです。

緊張してしまって失敗することだって当然にあります。

でも嫌だと逃げていても何も始まりません。

ビジネスシーンでは多くの人を巻き込んで話をすることは、あなたにとって大きな「スキル」にもなります。

あなたの考え方が他の社員に伝わる

スピーチには話し手の個性や人柄が必ず出ます。

よどみなく流暢に話しをすることが、決してスピーチ上手ではありません。

緊張してつっかえながらもあなたが考えて選んだ言葉をしっかりと発することで、聞き手は大きな感銘を受けます。

あなたのスピーチを通して、これまで交流がなかった人にあなたの考え方や性格をちょっとでも伝えるきっかけになったら、小さな会社世界もうんと広がります。

社員から声を掛けられるようになる

あなたが一生懸命にネタを考えて、勇気を出してスピーチをした後には、必ず聞いた社員からのリアクションが出てきます。

これまで会話もしなかった人から声を掛けられるようになるんです!

「スピーチで紹介していた本を貸してほしい」なんて言われれば、あなたのスピーチは合格点です。

誰もが人からは好かれたいもの。

これまで顔見知りだけの社員から、声を掛けてもらえるようになるなんてとてもいいですね。

交友関係が確実に広がります!

社内外での営業力がアップする

テレワークによって在宅勤務をする会社はかなり多くなりました。しかしサラリーマンをする上で他の社員とのコミュニケーションは必須になります。

人前で話をすることは、本人のスピーチ力やプレゼンといったスキルもアップしますが、「コミュ力アップ」につながっていくのです。

あなたが営業マンであれば、得意先での商談もうまくなります。売上もあがっていいことづくめです。

また、間接部門である総務や経理の人たちは営業数値はありませんが、外部の取引先との話が上手くなり、コミュニケーション能力が確実に向上します。

聞く側にとっても傾聴力が身に付く

スピーチは話すだけの行為でしょうか?

もちろん聞き手がいるからこそ成立します。

聞き上手は話し上手とはよく言われますが、相手の話をしっかり聞くことがあなたのスピーチ力アップにもつながってきます。

聞くのも結構しんどいのです。

聞いてる人も話し方の勉強ができる

また、朝礼スピーチは話しをする人ばかりにフォーカスされますが、実は聞き手にとっても勉強になることがとても多い!

他の人のスピーチを聞くことで、「話題集めの方法」や「話し方」を学ぶことができるんです。

他人のいいところ、悪いところが分かるので、あなたのスピーチに生かすことができます。

すべては勉強。ムダなんて一切ありません。

苦手な朝礼スピーチを克服するコツ

さて、「朝礼スピーチが苦手だ」、と逃げてばかりいては何の変化もありません。

まずは一度、以下二つのコツをやってみてください。

あなたの中で何かが変わってくるのが実感できます。

もし、あなたがスポーツ好きでゴルフが趣味の方がいれば、記事の最後に「朝礼スピーチの苦手意識克服がゴルフに似ている」ということにも触れています。

ぜひご一読してみてください。

事前準備をする

3分間の朝礼スピーチをする場合、どのくらい準備に時間を割くべきだと思いますか?

おそらく大多数のビジネスパーソンは、スピーチ時間が長ければ長いほどそこにかける時間は長くするべきと勘違いしています。

もしも1時間のプレゼンの準備に丸一日かかっていたとすれば、大多数の人は、短いスピーチには10分や15分ほどしか時間をかけていないのではないでしょうか?

実は3分間スピーチのための準備は、最低1週間が必要なんです。

1分間のスピーチであれば、さらに3日たして10日は必要と思ってください。

その意識を変えて準備するだけで、朝礼の苦手意識はかなり薄れてくるから面白いものです。

そう、単なるちょっとした朝礼スピーチであっても、それは会社での「仕事の一部」です。

会社から給料をもらっている以上、あなたは朝礼でもプロ意識を持たねばなりません。

以下、あなたが月曜日の朝礼で3分間スピーチをすることになった時、1週間にすべき準備内容をまとめてみました。

【1週間のスケジュール】

  1. (月曜日~火曜日)2日間必死になって話すネタを探す
  2. (水曜日)ネタを決めたらその内容を話し言葉で文章化する

  3. (木曜日)3分間で収まるように内容を調整する
  4. (金曜日)朝礼会場を下見(マイクを使うのなら触れておく)
  5. (土曜日)必ず声に出して自宅練習
  6. (日曜日)鏡の前に立って、声に出して自宅練習
  7. (月曜日)朝礼スピーチ本番

まずはここまで準備してやってみましょう。

以前のあなたより全くもって苦手意識が克服されているはずです。

練習する時のポイントは、頭の中でするのではなく、「必ず声に出す」ことです。

かのプレゼンの名人、アップルのスティーブ・ジョブズでさえ5分間のスピーチをするために、丸2日間も練習に充てたと言われています。

ですからまずはあなたにやれることを行動に移してみましょう。

そうしているとどのようにしたらいいか、課題が何となく見えてきます。

ネタはこれでいいのか、話す順序は?

原稿を書く必要があるか?・・・・などなど。時間をかけて見つめ直してみましょう。

心構えをしておく

たとえ準備をしっかりしたとしても、スピーチ本番は当然ながら緊張してしまいます。

しかしそんな時は緊張をなくそう、とするのではなく、「緊張するのも自己表現のうち」と考えましょう。

緊張をなくさないといけないと思うとよけいに焦ってしまいます。

どんなに場慣れしている人でも内心は緊張しているんですよ。

ですから、朝礼スピーチの苦手意識を克服する残りの1割は、心構えなのです。

あなたが必死こいて探した話題です。しかも何回も声に出して練習したスピーチ。

聞き手に思いを伝えることです。

饒舌にしゃべることがうまいスピーチではありません。

つっかえながらでもいい、ゆっくりと大きな声を出して伝えてみましょう。

たとえ1割の「心構え」。

このマインドが朝礼スピーチ克服に与える影響は大きいです。

【追記】朝礼スピーチの苦手意識の克服はゴルフに似ている

ゴルフ。

屋外スポーツのため三密回避で、若い男性や女性でもプレーする人が増えているようです。

自然の中で一日遊べて、普段よりもたくさん歩いて健康的ですよね。

実は、ゴルフと朝礼スピーチのコツは結構似ている部分が多いです。

ゴルフなんて大嫌いだ!って人も最後にちょっとだけお付き合いください。

プロゴルファーのゴルフに向かう姿勢が、スピーチの苦手意識を克服するのにぴったり同じなので驚きです。

私はゴルフはへたくそで、年間に1、2回しかラウンドしません。

それでもそこはスポーツ好き。

日曜日の昼下がりにテレビでゴルフ中継をやっているのを目にすると、何気なく見入ってしまうことがあります。

アスリートがライバルとの真剣勝負をしている姿を見ると、感動してしまうこともあります。

さて日曜日のゴルフ中継で選手のプレーを見ると、その1日だけ試合をして順位を決めている気 がしますが、そうではありません。

ツアープロの試合は、木・金曜日が予選。それを通過すると土・日曜日が決勝と4日間連続でプレーしているのです。

それであれば、いったい彼らは何曜日にゴルフ場に着いているのでしょうか?

試合前日の水曜日?

いえいえ違います。プロの方たちは、月曜日にはそのゴルフ場にいるのです。

そんなに余裕を持って前ノリして一体何をしているかって?

ツアープロはキャディと一緒にその本番コースを練習ラウンドしているのです。

どんなに勝手の知っているゴルフ場でもそのルーティンは変わりません。

コースを回りながら芝やグリーン周りの状態、グリーンのパット感覚を確かめています。

キャディと一緒になって入念に試合プランを練っているのです。

その上もっとすごいのはキャディさんです。プロがゴルフ場入りする前日には到着して、コースを事前チェックしているのです。

なんと同じゴルフ場に8日間は滞在していることになります。もし翌週も試合があれば家にも帰れません。

▼トーナメント中のプロのスケジュールをまとめると以下のようになります

  • 月・火曜日 練習日(そのあと前夜祭をすることが多い ※コロナ禍を除く)
  • 水曜日   プロアマ戦(スポンサーさんとの懇親ゴルフ)
  • 木・金曜日 予選
  • 土・日曜日 決勝

さてここまで読んでいただいて、勘のいいあなたはもうお気づきでしょう。

ゴルフはスピーチの事前準備と心構えに共通しているんです。

毎年同じコースを回っているプロでさえ、試合の3日前にはゴルフ場入りして、毎回試合前のコースチェックと戦略に時間を割いているのです。

どんな状況下でもベストの選択ができるようにシミュレーションしています。

僕のゴルフのように、2打目がピンに向かって一直線の「今日イチ」の当たりが出て喜んでも、コース設計者の目論見にハマってしまってバンカーに入っていたり、次の3打目が難しくてアプローチできない「やみくもゴルフ」ではないのです。

プロはただピンに向かって打っているわけではありません。各ホールでのコースレイアウトきっちり頭に入れ、攻略法をもとに打っているのです。

すべては「試合に勝つため」にされていることです。

スピーチには勝ち負けはありませんが、あなたにとって満足のいく結果を出すことは、勝ちにつながることでしょう。

【まとめ】

あなたがスピーチの練習をすればするほど、短い尺ほど準備期間がかかることに気づくようになってきます。

短ければ短いほどムダなことは話してしまうと時間が経つので、入念な準備が必要になります。

そう、大会のある週初めから会場入りして準備をするツアープロと似ています。

しかもスピーチはスポーツと同じ。

練習は頭の中でするのではなく、実際に立って声に出してみましょう。

そうすると筋肉を使います。

体を使うことで、あなたのスピーチ内容を体になじませるのです。

体にしみ込ませたものは決して忘れません。

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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