仕事でのスピーチ

会社でのスピーチ嫌いは、相手に興味を持つことで変えられる

2021年2月13日

あなたが会社でスピーチする時に相手を意識して話せてますか?

スピーチとは、2人以上を相手にするコミュニケーションです。

その時には相手を意識して話すことが必要になってきます。その意識がなければ単なる「独り言」になってしまいますよね。

そこで今回は相手を意識するために、日常業務で取り入れられることを紹介します。

その方法とはいったいどんなものでしょうか?

それは相手のプロフィールに興味を持つというものです。

めっちゃ簡単です。

会社スピーチがうまくなるには、人のプロフィールに興味を持とう

相手のプロフィールに興味を持つことは聞き手を意識していることにつながってきます。

実際に僕の勤務先に久保田君という30年来の後輩がいます。

彼は人前で話すのが上手ですが、よくよく観察すると些細だけども大きな「特技」がありました。

それは営業マンゆえに人並外れたセールストークと交渉術を持っているわけではありません。

では、その特技とはいったい何なのでしょうか?

相手の誕生日を覚える

彼の最大の特技は社内で会話をしたことのある人間、すべての人の誕生日を覚えていることです。さらには仕事でかかわったお客さんの誕生日までも覚えているから驚きです。

今の時代、Facebookで「今日は〇〇さんの誕生日です」と友達の誕生日を教えてくれる通知機能もありますが、彼はいわば”歩くフェイスブック”みたいなヤツです。

しかもフェイスブック友達になっていなくても、誕生日を覚えているのです。

コミュニケーションを取る上で、はたして誕生日を覚えていることは役立つのでしょうか?

答えは間違いなくYESです。

それは誰であれ、365日の中で一番大切な日が自分の誕生日だからです。

たとえ年を取りたくなくても、誰でも自分の誕生日は特別なもの。

実際にあなたの勤務先を思い浮かべてみてください。

誕生日近くになると、出入りする生命保険のオバちゃんが声を掛けてくることがあるでしょう。

あれは誕生日という武器を使って「コミュニケーションを取るためのきっかけ作り」をしているのです。

保険のオバちゃんに生年月日を聞かれて紙に記入することがありますが、それは単に「年齢での保険料金」を計算するためだけではありません。

相手にいきなり保険の勧誘をしても警戒されますが、誕生日に声をかけるだけで相手は少しうれしい気になり、自然に会話を始めることができるのです。

いわゆるアイスブレイクです。

まずはあなたの勤務先で上司や部下など数人だけでも構いません。

身内以外の人の誕生日を覚えておいて損はないと思いますよ。

誕生日に「おめでとうございます」と声をかけるだけで、相手は「自分のこと知ってくれてる」と思いうれしくなります。

参考書籍:「99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ」
河野英太郎著

相手の出身校を覚える

さらに驚くことに久保田君はかかわる人の出身大学もすべて覚えています。

しかもそのスクールカラーまで頭に入っています。

有名どころでいうと、早稲田大学であれば「エンジ」、日大であれば「ピンク」といった具合に。

今年の箱根駅伝のように創価大学が快進撃しようものなら、その出身者にメールを送るくらいのマメさも持ちあわせています。

母校のニュースも相手とのコミュニケーションに役立てているのです。

人は誰しも、最も興味のあることは「自分について」です。

K君のように相手のプロフィールを覚え、それをコミュニケーションに使うことによって、相手からは「自分のことを知っててもらえてる」と喜ばせているのです。

人間の欲求にはいろいろありますが、この「承認の欲求」は上から2番目に高いレベルでの欲求です。

相手のプロフィールを覚えて会話に生かすだけで、自然に自尊心をくすぐっていることになっています。

手軽にできるけど、これってめっちゃすごいことだと思いませんか?

趣味を知る

なんとさらに久保田君は、相手の誕生日や出身校を覚えている上に「趣味」までも知っています。

彼が偉いのは、良好な関係を築きたい人や得意先のキーマンと会話をするために、その人の趣味についてもインターネットで情報を集めているところです。

日常の会話や商談で、さりげなくその人の趣味について話題を投げかけています。

言われた相手も趣味の話題なのでもっと彼と話したくなります。

導入だけ振っておいて、相手にしゃべらすことができれば、とても楽にコミュニケーションを取ることが可能になってきます。このように相手のプロフィールを知ることは、円滑なコミュニケーションに役立つんです。

あなたの会社で、毎年必ず誕生日にフェイスブックでお祝いのメッセージをくれる人はいませんか?

その人は間違いなく「敵が少ない」キャラクターのはずです。

そんな人がスピーチをするのであれば、みんな聞く姿勢を取ってくれます。

会社でスピーチをする機会があるとすれば、その代表が「会社の朝礼」でしょう。朝礼と言えども、いざ人前で話すのは緊張します。

自分がどう見られているかも気になりますよね。

そんな時、普段から味方を増やしておけば、本番でも「アウェー感」は少なくなります。

うなずいて聞いてくれる人が増えるほど、安心して話すことができるのです。

【まとめ】会社スピーチ嫌いは、相手のプロフィールに興味を持とう

今回は、スピーチを克服するために「相手に興味を持つ大切さ」について触れてきました。

プロ野球を例にするならば、試合に勝つためには、ピッチャーであれば相手バッターの特性を事前に調べて頭に入れています。

「以前は、この球種で打ちとった」など、昔の対戦記憶とともに、バッターのさまざまな蓄積データが活用されています。

勝負をするためには、まずは相手を知らなければなりません。ただ単調に投げ続けるピッチングマシーンではないのです。

スピーチをするのは、あなたにとっての「試合」だと思ってください。

その試合に勝つためには、聴衆の特性を知る必要があります。

PTAの会合であれば、親御さんたちが知りたい内容。

マンションの管理組合の集まりであれば、住人たちが知りたいことを話す。

さらに結婚式の挨拶であれば、新郎新婦やご両親の気持ちを考え、

そして最も頻度の高い会社の朝礼であれば、社員が聞いて為(ため)になる情報をつかんで話題にする。

ですから聞く相手に合わせて、当然話す内容を変えていかねばなりません。

それを意識できた時、あなたのスピーチ嫌いが変わっていくのです。

相手が自分のスピーチに引き込まれたことがわかった時、これまで経験のなかった快感を得ことができます。

まずは普段からできることを始めてみましょう。

あなたの職場の人間のプロフィールを知っておきましょう。あなたが家族のことはよくわかっているように。

あがり症克服の第一歩は相手に対して興味を持つことなのです。


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この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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