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スピーチのテクニック

スピーチ後のフィードバックとは?そのやり方と効果を解説

2022年7月20日

こんにちは。スピーチ講師の森川じゅいちです。

さてあなたは誰かがスピーチをしたあとで、フィードバックや寸評をしたりしたことはありますか?

他人からすると自分の話し方を指摘されるのって、なんだかドキドキするし「大歓迎!」というスタンスにはなれません。

でもこれってやり方さえ間違わなければ、相手のスピーチ力アップに大きく役立つんです。

この記事では、スピーチのフィードバックの目的と正しいやり方について書いています。

周りの人たちもハッピーになれる方法を身につけ、あなた自身も学びの機会ができれば毎日がちょっとだけ楽しくなりますよ。

スピーチで正しいフィードバックをするコツ

私が携わっている大阪の「上六話し方教室」でも、スピーチした後でどうだったのか、必ず相手をフィードバックすることを取り入れています。

そこで大切にしているポイントは以下3つです。

フィードバックをする時には、この3つだけを忘れなければ大丈夫!

(%の数字は、話す時間の割合です)

  1. 相手のスピーチで良かったところを見つけて話す (80%)
  2. 相手スピーチの改善点を伝える(10%)
  3. 次回に向けての激励を伝える(10%)

以下順番に説明していきますね。

良かったところを見つけて話す

まずは相手のいいところをしっかり見つけて認めてあげることが大切です。

時間にしてもこの部分がフィードバック全体の80%を占めることになります。

褒めようとするがあまり、嘘までついて相手を持ち上げる必要はありません。

人の良いところを伝えるのが苦手な人もいるでしょうが、ポイントはたった一つです。

それは「相手のスピーチを聞くことに集中する

これに尽きます。

しっかりと聞くことで相手の良いところはおのずと見えてきます。

どんな着眼点で相手のことを評価したらいいかは、以下にチェックシートをつけておきますのでそれをご覧になってください。

改善点を伝える

相手のスピーチを真剣に聞いていると当然ながらその人の欠点も見えてきます。

たとえあら捜しをしていなくても気づく部分があります。

直すべき点を伝える時間は、フィードバック全体の10%くらいにとどめておきましょう。

改善すべき点を少しだけ伝えるというイメージです。

かつてスピーチ講師仲間とお互いをフィードバックをする機会がありました。

ある人が女性講師の核心を突いた欠点ばかりをズバッとフィードバックしたことがあり、その人はショックを受けて泣いて帰ってしまったことがありました。

それだけに相手の欠点を指摘する時には注意が必要ってことになります。

次回に向けての激励を伝える

さあいよいよフィードバックも締めの段階です。

相手にとっては気持ちよくフォードバックされて終わりたいものです。

特に最後に言われたことはいつまでも尾を引きますので。

次のスピーチに向けてさらにやる気を出すきっかけを作れれば最高です。

そのためにも相手の良いところを見つけてよくなっているところを評価してあげること。

そうすれば相手は気持ちよく聞いてくれます。

例えば「○○さん、だんだん目線が安定してきて力強さを感じます。このまま練習していけばもっと話に説得力が増すんじゃないでしょうか?」

ってな具合に!

次の向けての激励はフィードバック全体の10%くらいです。

スピーチのフィードバックシートを作ってみた

相手のスピーチをフィードバックする時には、なにを着眼点に伝えるべきかわからないこともあるでしょう。

主に4つの項目、すなわち「態度と姿勢」「発声・発音」「スピーチの内容」「スピーチ構成」について感じた点を伝えてあげるといいと思います。

以下のシートは、あなたがスピーチした時のセルフチェックシートにもなりますのでぜひ活用してみてください。

(実際に話し方教室でも使用しているフォーマットです)

項目チェックポイント点数(10点満点)
A 態度と姿勢(7つ)1.お辞儀
2.立ち姿勢
3.表情
4.動作・態度
5.目線
6.目配せ
7.平常心
B 発声・発音(6つ)1.発声
2.発音
3.強弱と肯定
4.スピード
5.間(ま)
6.力強さ
C 内容(4つ)1.テーマ(主題)の選択
2.話題は適切か
3.具体的か
4.準備と消化
D 構成(4つ)1.導入部
2.終わった時の余韻
3.時間と配分
4.話す順序
スピーチ・フィードバックシート

補足:フィードバックとは?

フィードバックとは上司と部下の関係でよく行われますが、スピーチのフィードバックに上下は関係ありません。

スピーチした相手のことを「客観的な視点でアドバイスすることで成長を促す」

そして「相手を認めたうえで改善点を伝えて軌道修正するもの」

そう、相手が年上でであろうがこの2点のみがその目的です。

そしてその基本は、あくまでもポジティブフィードバックを心がけること。

ポジティブっていうだけに「前向きさ」が大前提。まずは相手の良い部分を認めて自己肯定感を強める目的があります。

一方、批判ばかりしてしまう「ネガティブフィードバック」であれば、ダメだしばかりされてやる気も失せてしまいがちです。

ですから、まずは相手のいいところを見つけることからやらねばなりません。

逆に相手をちゃんと観察していないと、いいところは見つけることができないんです。

補足:フィードバックは必要か?その目的

フィードバックが何なのかは分かったけどそれって必要ですか?と聞かれたら、

「必要です!」と私は間違いなく答えます。

なぜなら、他人からの指摘は自分では気づかないことを相手から客観視して教えてもらえるから。

これは自分のスピーチをビデオで撮って一人で見ていても、絶対に気づかないことなんです。

他人から言われて初めて気が付くことがあります。

だからまさに「目からうろこ」なんです。

相手からしてもスピーチの寸評なんて、聞くのもちょっとイヤなことかもしれません。

だからこそあえて言葉を選んで伝えることがその人にとっての改善になります。

【まとめ】

さあこれでスピーチのフィードバックについて理解が深まったはずです。

でも普段のビジネスシーンで相手をフィードバックするチャンスはなかなかないかもしれません。

ですから誰かがスピーチした時には、フィードバックする視点で聞いてみましょう。

これがあなたにとっても非常に勉強になります。

「この人、話の導入がうまいな」「例えの使い方がわかりやすい」とか、いろんな新しい発見があるでしょう。

それに気が付くことであなた自身のスピーチにも取り入れることが可能となります。

また、これは良くないなと相手に欠点が見つかっても、自分はちゃんとできているだろうかと、己をかえりみる機会ができるんです。

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この記事を書いた人

森川じゅいち

大阪で創業44年続く「上六話し方教室」の
谷口政明代表に師事したのち、公認
インストラクターとして活動を始める。

スピーチコーチとして、あがり症の人がキャリアップできる話し方を個人向けに伝えています。

かくいう私もじつは高校まであがり症でした。

でも、とある方法を身につけ克服することができました。

スピーチはやり方次第で何とでも克服することが可能です。

 

現在、平日上場企業に勤務し土日はコーチとして働く起業家です。

この直近15年間で、のべ6,600人の前でのスピーチ、プレゼン、司会の実績があります。

スポーツをこよなく愛する55歳のおっさんで、私自身あがり症を克服しても、人見知りは今でもします。さびしがり屋で人は好きなのに時折一人になりたい性格です。(笑)

現在、企業向けや官公庁向けのセミナーを開催しております。

全国出張が可能です。

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