スピーチのテクニック

スピーチが上手い人の特徴は話を映像化できる人

2021年3月20日

こんにちは。スピーチ講師の森川じゅいちです。

スピーチがうまい人にとても憧れますよね。

どうやったらあれだけうまくしゃべれるんだろう、ってうらやましくさえ感じます。

実はスピーチができる人には2つの特徴があるんです。

まず「聞き手との心理的距離を近くできる」こと。

そして聞き手の頭の中で「話のシーンを映像化させることができる」ことです。

あなたがスピーチがうまくなるためには、相手との心理的距離を近くして、話す内容をイメージとして映像化させられるかどうかにかかっています。

「そもそもそんな難しいこと言われてもできないよ~!」って思われるかもしれません。

でもできるんです!

そのためには、あらためて「絵本」を声に出して読み返してみましょう。

えっそんな方法で?

と思われるかもしれませんがその効果は絶大です。

今回は絵本を読み返すことでスピーチが上手くなる方法について紹介しています。

さあ、さっそく今日から取り入れてスピーチを克服していきましょう。

スピーチが上手い人になるために今さら絵本を読んでみる

あなたは幼少の頃、絵本を読み聞かせしてもらった経験はあるでしょうか?

人によっては、その時に読んでもらった本のタイトルまで覚えている方もいるかもしれません。

単なる話の読み聞かせなのに記憶があるのはなぜでしょう?

それはもちろんストーリーの面白さにもありますが、そこにはがあって一文一文が短かかったから、強い印象として脳に刻まれているのです。

実はこのことは、スピーチの上達法と大きく関係しています。

絵本を読めばスピーチで聞き手にイメージ映像を発信できる

スピーチで人を引きつけることができる人はみんな、聞き手に話を映像化して伝えることができます。

映像化というと難しく感じますが、簡単に言うと、”聞き手の頭の中で情景が湧くかどうか”ということです。

子供たちの場合は親や幼稚園の先生に絵本を読んでもらいますが、「目から絵」を「耳からはストーリー」を情報として受け取っています。

頭の中にイメージが湧くのではなく、実際のビジュアルが頭に焼き付いているのです。

それによって大人になっても、その本の情景が脳内記憶として刻み込まれています。

子供の知育に絵本がいいというのはそのためですが、大人になった今から読み返しても遅くはありません。

スピーチを克服するために絵本はとても効果的なのです。

絵本を読めばスピーチで一文一文が短くなって簡潔に伝えられる

絵本を声に出していると気が付くことがあります。

それは、絵本の文章は一文一文がとても短いのが特徴です。

だらだら書かずにしっかり読み手に伝える技術が集約されています。

このことは話し方にも共通するんです。

絵本に倣(なら)って話す内容を「、」でつながずに、「。」を意識して一文一文を短く言い切ることができるようになります。

絵本は心理的距離が近くなる

絵本は登場人物がいますので自然に会話文が多くなります。

登場人物になり切って声を出して読んでみましょう。

感情が入れば、会話文も棒読みにならなくなります。

子供への本の読み聞かせは、そばに子供がいるからこそ距離感が近くなります。

ですから絵本を読む時は、そばに誰かがいると想定して声に出してみましょう。

相手を想定することで、心理的な距離が縮まります。

ここでいう距離とは、「長さの距離」ではないのです。心理的に身近に感じられるかということです。

さあここまで読んでいただいたあなた、ちょっと童心に帰って絵本を見たくなったのではないでしょうか?

スピーチ教材として目で楽しみながら絵本を読むには、ストーリーも楽しい「ベストセラー」が外せないと思います。

以下に紹介する本であれば、わざわざお金を出して買わなくても、図書館に行けば借りることができます。

何を読めばいい?日本国内発行部数ベスト5の絵本

ウィキペディアによると日本の絵本発行部数ベスト5は、下記のようになっています。

驚くべきは、どの絵本も50年も前から続く超ロングセラーになっていることです。

絵本名著者部数出版年度
1.いない いない  ばあ松谷みよこ700万部1967年
2.ぐりとぐら中川李枝子523万部1967年
3.はらぺこあおむしエリック・カール420万部1976年
4.しろくまちゃんのほっとけーき若山憲319万部1972年
5.てぶくろウクライナ民話318万部1965年
参照元:「wikipedia」

これらの本を昔読んだことがある、もしくは今お子さんの部屋にある、という方も多いでしょう。

あらためて引っ張り出して声に出して読み返してみることをおススメします。

絵と言葉が心にしみて子供の頃とは違った感動を得ることができます。

さらには、声に出して読むだけでイメージを伝えるスピーチ練習になるのです。

絵本には登場人物の会話のやり取りがあります。

幼少の頃、絵本を読んでもらった時には、親がその役になり切って読んでもらったのではないでしょうか?

お子さんに絵本の読み聞かせをした経験のある人は、その人物になりきって読んでいたはずです。

もし、ご自宅に絵本がない方は図書館に行ってみましょう。

たくさんの名作があって驚かれると思います。

ぜひ読んでほしい絵本がある

「花さき山」というロングセラーの絵本があります。

1969年に出版され、発行部数は118万部。

こちらもぜひおすすめしたい本です。

ストーリーを簡単に要約すると、「主人公”あや”が山菜を取りに行って、山中でやまんばに出会います。

やまんばから人に優しいことをすると美しい花が1つ咲くと教わったあや。

やまんばから連れていかれた花さき山には、たくさんの花が咲いており、これから咲こうとするつぼみもいっぱい広がっています。

世の中は人のやさしさでできている、そんな心を揺さぶられる物語」です。

スピーチに悩んでいる方の多くは、優しくて繊細な上、人に嫌われたくないといった特徴があります。

それゆえに自分を押し殺して多数派に自分を合わせてしまう。

その性格はなかなか変えられません。

その性格上、たくさんの知り合いを持つより一人の「親友」や「恋人」を大切にする人が多いです。

だからこそ「だれにでも嫌われたくない」を手放すと、本当に大切な人にも巡り合えます。

そんな人だからその良さを、その優しさを「人に伝える勇気」に変えてほしい。

話が少し横にそれてしまいました。

この絵本を読めば「きりえ」も美しく心に残ります。

僕は小学1年生の時、この本を母親から読んでもらいました。

人に親切にしたときに、母から「今、花さき山に花が咲いたね」、と言われたのが今でも頭に残っています。

人にやさしくしていれば必ずいいことがあります。

そういう意味で神様は必ずいると信じています。

大人になった今だからこそ読んでみることをおススメします。

まとめ

スピーチの究極の形は「紙芝居」です。

絵がなかったら面白さは半減してしまいますよね。

今さらながら絵本を読んで、イメージとストーリーを伝えることの大切さを習得してください。

学生の時にあがり症になってしまった人は、国語の授業の本読みが大きな原因の一つです。

それは、文章が話し言葉ではないから。

絵本の会話部分は話し言葉でできているから全く別物なのです。

まだ子育て真っ最中に親御さんであれば、お子さんの寝かせつけに「絵本読み」を積極的に取り入れてみましょう。

子供の知育にはもちろんのこと、自分自身が「話の映像化」とは何なのかを認識することができます。

パワーポイントがあれだけヒットしたのは、ビジュアルとしてスピーチを補足してくれるからです。

いわばそれはパソコンでやる紙芝居。

仕事上プレゼンをする機会があれば、あくまでスピーチの「補助資料」として紙芝居をしてください。

補助だけにパワポが主体になってはいけないのです。

聞き手が知りたいのはあなたの話ですから、文章がたくさん書かれているパワポ資料を延々とエンドレスで見せられたら、聞き手はたまったものではありませんよね。

【追記】F1レーサーはコースを映像化して記憶している!

”まず「ストップウォッチを持ち、目を閉じてコースをイメージします。イメージレースの中で、ゴールと思ったところでストップウォッチを押します。

イメージトレーニングで押したタイムは、実際のタイムにかなり近くなるそうです。」”

引用元:「トップ1%の人間力」に学ぶ「勝利の方程式」

レーサーはコースを映像化して記憶しているのだとか!

一流になればなるほどその精度もすごいですね。


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この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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