スピーチのテクニック

スピーチでは間(ま)を取ることを意識しよう

2020年10月25日

こんにちは、スピーチ講師の森川じゅいちです。

あなたはスピーチがイヤであがってしまうから、早くしゃべってその場を去ってしまいたい、なんて思っていませんか?

はやく終わらせたいその気持ちはよくわかります。

でも、事前に話すネタをしっかり考えて練習もしたのなら、堂々とスピーチをして達成感を味わいたいものです。

その時に意識すべきは間(ま)をとることです。

それによって話すスピードも適切になり聞き手に伝わるスピーチになります。

今回はスピーチでの間の大切さと、具体的にセルフチェックする方法をお伝えします。

なぜスピーチに間が必要か?

スピーチの間を野球に例えるならピッチャーを思い浮かべるとわかりやすいです。

どんなに160kmの剛速球を投げるピッチャーでも、常に同じ間隔で単調に投げていたらバッターにうまくミートされてしまいます。

相手が打ち気満々ならなおさらのこと、少々間をおいてじらしたほうが打ち損じしてくれて打ち取ることができます。

逆にピッチャーがノリノリの時は、間髪入れずに早くカウントを稼ぐのもアリです。

スピーチもそれと同様、同じスピード、間隔で淡々としゃべっても、どこが要点なのか重要な部分を伝えることが難しくなります。

間がないスピーチは、文字通り間抜けです。

スピーチで間をとるタイミングと長さ

もしもあなたが聞き手だったらどうでしょう。

誰かが話している最中に気になった点があると、スピーチ中でもそのことをずっと考えてしまうことがあると思います。

それでも話し手のスピーチは続いていますので、別のことを考えていると話の内容についていけなくなり、スピーチの最も大切な「共感」を生むことができません。

ですから大事なことを言う場面では、その前後にしばらく意識的に間を置くと効果的です。

相手もしっかり理解してくれることになります。

聞く相手が複数人数の場合、間の長さの目安としては3秒

これがスタンダードな長さです。

3秒という長さの根拠は、情報が聞き手の耳から脳へ届く時間だから。

最初は3秒でも沈黙に耐えるのが怖いかもしれません。

でもチャレンジしてみましょう。

そして間を入れる箇所は、あなたが最も言いたいことを話す前後

文章で言えば改行するイメージで間隔をあけてみましょう。

それに慣れてくれば、目の前にいる聞き手の反応を見ながら間を作っていくことができます。

仮にあなたの話が受けて笑いが起こったとしましょう。

その時は笑いが静まったタイミングで話すことができるようになります。

スピーチで間の取り方を確認する方法

スピーチで緊張してしまうといつもより早口になってしまい、聞く人に「伝わる」スピーチにならないのが大きな特徴です。

またスピーチ中、どのように話すか頭の中が整理できずに支離滅裂になってしまうケースも見られます。

せっかくあなたが興味深い話題を取り上げているのにもったいないですね。

しっかり伝えてみんなに認めてもらいたいです。

あなたが話すスピーチは、自分自身で客観的に分析できないので、事前に誰かに聞いてもらうのがいいです。

しかし忙しい仕事中にそのような人はなかなか取れません。

今さら、家にいるときに身内にコメントをもらうのも、恥ずかしくて気持ちが引けてしまいます。

では実際にスピーチ教室に通っている方が実践している一番手軽にできる方法があります。

それは自分でスピーチを録音することです。

ボイスレコーダーを使って間を確認する


それはスマホの「ボイスレコーダー機能」を使って、自分のスピーチを録音して、間とスピードをチェックする!ことです。

これが一番いいでしょう。話すスピードを冷静に分析できますよ。

スマホアプリの紹介については、ALLaboutデジタルさんのサイトhttps://allabout.co.jp/gm/gc/472975/を見ると詳しく紹介されています。

テレビ番組で間の取り方を知る

数年前、みのもんたさんが司会をするTV番組で「クイズミリオネア」というものがありました。

ゲストのクイズ回答に対し、司会者のみのさんが絶妙な間(タイミング)を取ってその結果を伝えます。

視聴者もハラハラしながらどうなるのか、現場の臨場感が伝わってくるのです。

TVゆえ少々引っ張りすぎ感もありましたが、それもみのさんの計算だったのでしょう。

見ているほうが待ちきれない間の取り方の究極の型です。

youtubeには過去のクイズミリオネアの放送が紹介されているのでぜひチェックしてみてください。

他人のスピーチも間を分析しちゃいましょう

あなたの社内で他の人がスピーチしたり、プレゼンをする機会があるでしょう。

その時は、その人がどのような話し方をするのか研究することも克服のための一歩です。

まずは、スピーチの「間」だけでもいいから注目してみてください。

とても勉強になります。

他の人がスピーチする間について耳を立てて聞いていると、もっと大事なことに気づきます。

それは、間を上手にとってスピーチをする人は一文一文が短く、語尾をしっかり言い切って終わっているのです。

スピーチをしようとすると長い文章を話さなければならない錯覚に陥りますが、それがハードルを上げている要因。

一文一文は短いほうがいいのです。

そのほうが言いたいことが相手に伝わります。

日本語は、英語と違って文末に重要な結論があるため、語尾のはっきりしていない人は、何が言いたいのかわかりません。

まずは一文を短くして言い切りましょう。

そもそも事前に綿密な原稿を作る方は、内容を文章にしているので一分一文が長くなるのです。

しかもそれを暗記しようとしているので、スピーチ本番で吹っ飛んでしまえばそれでおしまい。

暗記せずともポイントを絞って話す方法は、別の記事で紹介しています。

その記事はこちら
スピーチは暗記しないことが成功に導く!理由と作り方を解説

続きを見る

スピーチに効くスポーツ選手の名言

「だいたい6時間から7時間は

トレーニングしてる。」

大谷翔平(MLBプレーヤー)

出典元:「大谷翔平の名言30選」

大谷選手は一日フルでトレーニングできる日は、ランニング、ドリル、キャッチボール、バッティング、ウェイトをこなしているというから驚きです。

あの活躍は、日々の努力の成果でもあるわけですね。

この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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