朝礼でのスピーチ

朝礼スピーチは何のためにするの?成功するコツまでを解説

2022年1月31日

こんにちは。スピーチ講師の森川じゅいちです。

あなたはいつもこんなことを思っていませんか?

「朝からクソ忙しいのに何のために全員集まって朝礼なんてしなきゃいけないんだ?!」

「朝礼でスピーチする必要なんてあるのかぁ?」

そう世間の多くのビジネスパーソンは、みんな同じようなことを思っています。

「連絡事項なんて社内メールで回覧してくれれば充分だわ」、そんな声すら聞こえてきます。

でも会社にとって朝礼ってのは必要なんです。

ということで今回は朝礼で何のためにスピーチをするかその目的について書きました。

この記事を読めば朝礼でスピーチをする目的を理解でき、しかも成功するコツを知ることができます。

ココがポイント

最後まで読むと朝礼スピーチの「目的」と「成功のコツ」が分かります

朝礼をするデメリットとメリットを紹介

朝礼スピーチが嫌な人は、話すネタ探しにも苦労するのでますますイヤになってしまいます。

もうこの際、朝礼のない会社に転職してしまおうか?と一念発起決断してしまう人もいるくらいです。

でも会社の経営陣から見ると、朝礼スピーチをすればその社員の考え方が分かるのでとても重要なんです。

ましてや今後重要な仕事を任せようと思った時に、判断材料は人前ではっきりと意見を言える人じゃないでしょうか?

ですから、実力があっても口下手は損をしてしまうわけです。朝礼スピーチも社内教育の一環ととらえる必要があります。

また、スピーチをする人だけでなく、参加者の「聞く能力」を高めるためにもスピーチは役立つんです!

ということで、以下朝礼でスピーチするデメリットとメリットをお伝えした上で、朝礼スピーチの目的をまとめてみます。

朝礼をする5つのデメリット

そもそも時間外労働

たいていの会社では、朝礼は定時の9時よりも早く開始されます。

たとえば全社員参加の朝礼であれば、開始8時45分だったりと、始業時間よりも早く始まります。

9時ギリギリに出社する人はおそらく少ないとはいえ、15分前から朝礼を始めるなんて厳密に言えば時間外労働ですよね。

もちろんサービス残業ですし。

私も文句を言うつもりは全くありませんが、会社が強制的に始業前に行うことを当たり前だと思うのは、ちょっと違いますね。

疲れやストレスがたまる

長い朝礼になると30分以上にも及ぶことがあります。

その間、出席者は全員立ったまま。ただでさえ疲れます。

その上、お偉い人の”ありがた~いお話”なんぞあった場合にゃストレスまで溜まります。

話す内容が面白かったらいいのですが、ウィットにとんだネタを話せる人は、そうたくさんいません。

全員の時間を拘束する

会社って旅費・交通費、交際費についてはうるさいけど、日常の人件費には結構疎いです。

コストという意識が無い訳ですから、100人集まって30分を拘束する人件費については、端から眼中にありません。

それだけでも50時間分のコストですよね。

一人当たりの給料を時給に換算したとしても、平均1500円はくだらないでしょう。

すなわち¥1500×50=¥75000

それだけお金をかけても朝礼をすべきであれば、開催すべきでしょう。

急な顧客対応ができない

朝は誰しも忙しいです。朝礼中に携帯のバイブレーターがブンブンうなっている人もいるかもしれません。

得意先からの急な対応ができない人も出てきます。

一時期、朝礼中に電話当番を設けることがありましたが、今やケータイ時代。

お客からの問い合わせは、ダイレクトで担当者の携帯電話にかかってきます。

朝礼スピーチが順番にやってくる

その上、順番でスピーチをしなくちゃいけないとなったらとても緊張します。

話すネタもわざわざ考えなければいけないし。

月曜日の朝礼でしゃべるために、日曜の夕方に憂鬱になってしまう人も多いのではないでしょうか。

朝礼スピーチが嫌で転職することまで考える時代です。

朝礼をする2つの大きなメリット

会社の方針を伝えられる

今や一般のオフィスワークをする会社では、ほぼ一人に一台のパソコンが貸与されるようになりました。

会社の業務連絡も社内ネットを通じて回覧できるようになってきています。

それにも関わらず、集まって朝礼をするのはなぜなんでしょうか。

経営者からすれば、「社是や社訓」を唱和させることによって、「会社の精神」を根付かすために必要なこととしてやっています。

その他、実際に顔をつき合わせることによって、直に思いを伝えることにもなります。

人とのコミュニケーションは、アナログでも必要といえますね。

コミュニケーションがとれ伝達がスムーズになる

人間はどうしても、パソコンで見た情報をすべて理解できるとは限りません。

もちろん読解力に個人差があるものの、すべての連絡がメールやチャットになってしまうと、伝達トラブルも出てきます。

人によっては自分の都合のいいように理解している場合があります。

ですから、朝礼で集まって連絡事項を聞くことは、かえって伝達がスムーズにいくことが多いのです。

対面であれオンラインであれ、直接顔を合わせて話すことはコミュニケーションが取れ、相互理解に役立ちます。

朝礼でスピーチをする3つの目的

たしかに朝礼にはデメリットもありますが、人と接して仕事をする上では朝礼が不要とは言い切れません。

むしろやって効果がある朝礼はすべきであると思います。メリットの部分が多いのです。

そしてしかも朝礼にはスピーチがつきもの。

何のためにそれをするのか?

すべてはあなたのスキルをアップさせるためです。

情報の要点をまとめる力がつく

朝礼でのスピーチは、短くて1分。長くても3分くらいのものでしょう。

その時間内であなたの伝えたいことを話すことは、「情報の要点」をまとめることに役立つのです。

確かに人前で話すのは緊張もしますし、逃げ出したくもなります。

でも、スピーチを通してあなた自身のスキルアップができるのであればマイナスとばかりも言えないはずです。

スピーチは、ビジネススキルの一つなんです。

すべては自分のために

朝礼でスピーチをすることは他人のためではありません。

すべて自分のためだと割り切ってください。

これまであなたが知識としてため込んだことをどんどん「アウトプット」してみましょう。

いずれすべて吐き出してしまって話すことがなくなったとしても、次にまた「インプット」すればいいだけのことです。

学習とはその繰り返しなんです。

話す人だけでない、聞き手側にも目的がある

朝礼でのスピーチは、話し手ばかりがフォーカスされますが、主席者にとっても大事なことなのです。

それは「きく」という行為です。

漢字にすると「聞く」「聴く」「訊く」の3種類に分けて考えることができます。

それぞれ同じ「きく」でもだいぶん違う意味になります。

聞く」は、音や声を耳に感じ認める意。

聴く」は、聞こえるものの内容理解しようと思って進んできく意である。

訊く(きく)」という言葉ありますが、これは、相手に何かを尋ね答え求め場合使用します。

引用元:webio辞典

あなたの社員がスピーチをしている時、ただ単に音として聞いていますか?

それとも何が言いたいのか聴いていますか?

ぜひ聴いてあげましょう。

話し手も好意的に聴いてくれる人が増えれば、もっと自信を持って話すことができるようになるんです。

朝礼スピーチにおススメのテーマを探す方法

でも、いったい朝礼で何を話せばいいか思いつかいない!

テーマを探せない!

そんな声も聞こえてきそうです。

ネット検索すれば、朝礼スピーチに使えるネタなんかもヒットするでしょう。

しかしそれをメモって話したところで、それはあなたから出た生の意見ではないので緊張してしまいますし、覚えていたことが飛んでしまっては元も子もありません。

じゃどうしましょ?

とても原始的なやり方なのですが、まずはパソコンの前に座ってネットサーフィンするのをやめて外に出てみることをおススメします。

スマホも持たずに小一時間ぐらい家の近所を散歩するのです。

休日にそんな時間の取れない人は、会社帰りに一つ前の駅で下車して、歩いて帰宅してみましょう。

実は歩くという行為に大きな意味があります。

散歩をすることで頭の中が整理できるのです。

朝礼スピーチで話すべきテーマは、すでにあなたの頭の中にあるわけで、これまで目で見たり聞いたりした実体験をスピーチネタとして呼び起こす必要があります。

「オレなんか、そんな話のネタになるようなことないから・・・」なんてことは決してありません。

朝礼スピーチで求められるのは、「優等生の話題」じゃないんです。

あなたの考え方や意見が求められています。

ですから歩きながら、あなたの心に残っている事実を探しましょう。

例えば散歩しているうちに、

「そういえば先週新しくオープンしたラーメン屋の前を通ったらえらい行列できてたなぁ。

どうしても気になったから並んで食べたけどむっちゃうまかったよな。

確かテレビでも話題になって取り上げられていたっけ!

そういえば姉妹店が会社の近くにもあるって言ってたなぁ。朝礼で食レポ風に店の紹介してみようか・・・・」なんて心に残っている事実から言いたいことが導かれるのです。

ぜひ、時間を作って歩いてみてください。

話すべきテーマがきっと見つかります。

些細なことでいいんです。それが朝礼ネタとして役立ちます。

朝礼スピーチを成功させるコツ

大切なことなので再度言いますが、「事実があればそこから言いたいことが導かれる」はず。

朝礼では何を話そうかとテーマばかりに目が行きがちですが、スピーチを成功させるためにはあなたの目や耳で感じた事実がすべてです。

ただそのことだけを伝えたとしても、事実の羅列にすぎません。

そこから感じたことを話すことで主張が生まれ、スピーチのタイトルにもなるわけです。

聞き手は人間です。

人を動かすには、意見や主張が必要です。

たとえ人と意見が違っていたとしても、それを言わなければスピーチにはなりません

また急にスピーチを求められてあたふたしないためにも日頃の準備は欠かせません。

一日に一個で構いません。

気づいたことをノートにメモするだけで、朝礼ネタはどんどん増えてきます。

スピーチ上手な人は、これを確実にやっているだけなんです。

【まとめ】

朝礼をする一番の目的は、「社員の士気をアップさせる」こと。

これを主眼に考えている会社の朝礼はぜひすべきだと思います。

また、スピーチをした人に対しては心から拍手をする風土、そんな暖かさも必要でしょう。

「もっとまともな話題を話せ」とか、「なんだ全然ダメじゃん」とせっかくスピーチしたことを批判するような朝礼はよくありません。

元気な朝礼をするには、前向きさが大切です。

人前で話すスピーチは、緊張もしますし逃げたくもなります。

でも自分の為に朝礼スピーチがあると視点を変えられた人が、スキルアップできるのです。

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この記事を書いた人

 

 

 

 

 

モリー(森川じゅいち)

高校時代に独自の方法であがり症を克服。

上場企業の現職マーケティングマネージャーとして、プレゼン・プレス発表をする傍ら、話し方講師として悩める人たちをサポートしています。

聴衆2000人のスピーチ実績あり。

大阪で創業40年続く「上六話し方教室」谷口政明代表に師事。公認インストラクターとして活動しています。

4人家族+甲斐犬。

スポーツをこよなく愛する53歳のおっさん。あがり症を克服しても、人見知りなのは直っていません。

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